パッチステロ
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パッチステロ(Patch Steroid)は、ステロイドの亜種であるマッドステロのさらに細かい派生。
オデッセイ・ブロックがスタンダードだったころ、赤や緑において野生の雑種犬/Wild Mongrel程度しか優秀な共鳴者がおらず、無色のパッチワーク・ノーム/Patchwork Gnomesを投入することでマッドネス呪文の効率を上げたもの。パッチワーク・ノーム/Patchwork Gnomesの投入が特徴的なことから、こう呼ばれる。
クリーチャー — トカゲ(Lizard)
(1)(緑):ターン終了時まで、日を浴びるルートワラは+2/+2の修整を受ける。毎ターン1回のみ起動できる。
マッドネス(0)(あなたがこのカードを捨てるなら、これを追放領域に捨てる。あなたがそうしたとき、マッドネス・コストでこれを唱えるか、これをあなたの墓地に置く。)
アーティファクト クリーチャー — ノーム(Gnome)
カード1枚を捨てる:パッチワーク・ノームを再生する。(そのクリーチャーが次に破壊されるとき、代わりにそれをタップし、戦闘から取り除き、それに与えられたすべてのダメージを軽減する。)
2/1インスタント
クリーチャー1体かプレインズウォーカー1体かプレイヤー1人を対象とする。癇しゃくはそれに3点のダメージを与える。
マッドネス(赤)(あなたがこのカードを捨てるなら、これを追放領域に捨てる。あなたがそうしたとき、マッドネス・コストでこれを唱えるか、これをあなたの墓地に置く。)
大型のクリーチャーは少ないが、鬼回りしたときの展開力と爆発力は目を見張る物がある。マッドネスのおかげで優秀な火力、優秀なクリーチャー(日を浴びるルートワラ/Basking Rootwalla)を少ないマナで早く展開できる強みがあるが、そのマッドネスに頼るあまり火力ばかり引いてクリーチャーを出せない、という状況に陥り易い。
タッチで白を入れて栄光/Gloryや藪跳ねアヌーリッド/Anurid Brushhopperを足したバージョンもある。
- パッチワーク・ノーム/Patchwork Gnomesに関しては、再生という効果のためブロッカーに適するが、それ故に共鳴者として使う場合はそのタイミングを左右される。
- そのサイズそのものを疑問視する声も少なくないが、攻撃重視にするか、マッドネスの効率重視にするかで分かれるところだろう。