関羽の千里行/Guan Yu's 1,000-Li March
提供:MTG Wiki
ポータル環境におけるクリーチャーの起動型能力は、「あなたのターンの間で、戦闘フェイズより前にしか起動できない」という制限がついているので、呉の弓兵/Wu Longbowmanのようなシステムクリーチャーも対処できる。
ポータル環境では数少ない、劣勢をひっくり返せる1枚だが、ポータル三国志環境に限定すると、このマナ域では緑に押し負ける可能性は残る。
- 劉備とはぐれ、曹操軍の客将となっていた関羽が曹操の元を去るとき、通行手形を持っていなかったため曹操軍の検問に見とがめられ、5つの関で6人の将軍を斬り殺して千里(約500km)の道のりを突破した話が元となっている。
- ちなみにこの話は関羽の忠義ぶりを強調した創作である。関羽が突破したという関所を地図で確認すると、明らかに遠回りをしているうえ、同じ関所を2回通っていたりする(三国志演義の編纂者である羅貫中が南の出身のため、北側の地理に詳しくなかったらしい)。
- 正義の憤激/Righteous Furyはこれの上位互換である。また、カード・タイプの違いはあるが、太陽破の天使/Sunblast Angelの下位互換と言って問題ないだろう。