対エキスパンションカード
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対エキスパンションカード(expansion hoser)とは、特定のエキスパンションに対して効果を発揮するカードのこと。
そのエキスパンションに含まれるかどうかはエキスパンション・シンボルで判断される。
マジック初期のエキスパンションに収録されてきたが、アライアンス以降、(銀枠であるアンヒンジドをのぞいて)通常のエキスパンションでは作られていない。なによりリミテッドやブロック構築といったフォーマットが生まれたことが大きく、再びこのようなカードが作られる可能性は低いと見られる。
- これらが影響を与えるのは「そのエキスパンション・シンボルのカード」である点に注意。同じカード名を持っていても、再版でのカードは「その再版したエキスパンションのカード」になるため、これらの影響を受けない。例えば、Golgothian Sylexは「アンティキティーのエキスパンション・シンボルを持つエイトグ/Atog」は生け贄に捧げさせるが、リバイズド/第5版/ミラディンのエイトグには影響を与えない。
- クロニクルとルネッサンスは、例外といえるセット。これらに含まれるカードは、元のエキスパンション・シンボルを持つため、その出典もとの対エキスパンションカードに影響される。例えば「クロニクル版のアーナム・ジン/Erhnam Djinn」は、City in a Bottleの影響を受けてしまう(もちろんジャッジメント再版のアーナム・ジンは影響されない)。
- また、コールドスナップのテーマデッキに再録されているアイスエイジ・ブロックのカードやアンソロジーに収録されているカードなど、元のエキスパンション・シンボルをもったまま、後から印刷されるカードもある。
- 印刷ミスによってエキスパンション・シンボルが欠落している場合や誤ったシンボルを持っている場合、それらはオラクルではなく印刷上のカードの内容を参照する。