奇魔
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奇魔/Weirdはクリーチャー・タイプの1つ。
ラヴニカ/Ravnicaのイゼット団/The Izzetが複数の精霊を掛け合わせて造り出した人工精霊であり、そのためギルドパクト、ラヴニカへの回帰ブロックの青と赤にのみ存在する。ドラゴンの迷路現在全部で7体。
奇魔トークンを出すカードはいかづち頭/Thunderheadsがある。
伝説の奇魔はイゼットの模範、メーレク/Melek, Izzet Paragon1体のみ。
- 日本語カード名が独特で、軟体電極獣/Gelectrodeと鉱岩流液獣/Petrahydrox、凍結燃焼の奇魔/Frostburn Weird、変転充填魔/Fluxchargerは漢字表記にもかかわらず振り仮名が英語読みそのままのカタカナ。他方、蒸気核の奇魔/Steamcore Weird、膨れコイルの奇魔/Blistercoil Weirdといかづち頭は普通通り。実にイゼット団らしい統一感の無さである。
- 通常の英単語としての"weird"は、形容詞で「(超自然的な)気味の悪さ」「奇妙な」「運命を支配する」、名詞で「運命」という意味。カード名では奇妙な収穫/Weird Harvestやズアーの運命支配/Zur's Weirdingで見ることができる。発音をカタカナ表記すると「ウィアード」に近い。
ストーリー
奇魔は、2つの相反する種類のエレメンタル(例えば火と氷、煙と雷、蒸気と石)を合体させたクリーチャー。イゼット団はこの実験でより安定して制御が容易なエレメンタルを創造できないかと期待したが、予想に反して(そして当然の結果として)奇魔は元となったエレメンタルより気まぐれで荒々しいものとして誕生した。彼らはイゼット団の警備や戦闘用クリーチャーとして用いられている。
アゾリウス評議会/The Azorius Senateはこの危険なクリーチャーの創造を禁止したがっているが、何をもって奇魔とするかという議論に決着が着かないでいる。