クークズ/Kookus
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クリーチャー — ジン(Djinn)
トランプル
あなたのアップキープの開始時に、あなたが名前が《クークズの番人/Keeper of Kookus》であるクリーチャーを1体もコントロールしていない場合、クークズはあなたに3点のダメージを与え、このターン可能ならば攻撃する。
(赤):クークズはターン終了時まで+1/+0の修整を受ける。
一風変わった能力を持つジン。他に特定のクリーチャーをコントロールしていないとデメリットを持つ最初のクリーチャー。
5マナで3/5と赤としては非力だが、攻撃力はトランプルとパンプアップによって補われているため、この点はあまり問題にはならない。変わっているのはクークズの番人/Keeper of Kookusが一緒にいないと、あなたに3点のダメージを与えた上で攻撃強制がつくところ。アグロデッキ同士だとかなり厳しい。
開発秘話
クークズとクークズの番人/Keeper of Kookusはトップダウンのデザインである。デザイナー陣は「適切に扱われないと手に負えなくなる赤のジン」というアイデアを気に入っていた。そこで、クークズの番人は起動型能力でプロテクション(赤)を持たされて、弱くてちっぽけなゴブリンがこの強力なジンを制御できるという仕掛けができた。(→Combo Platter参照)
Duelist15号のMichael G. Ryanによるビジョンズ制作秘話Visions of Gloryによると、クークズというカード名はストーリーに対応させるため改名されたものである(→#ストーリー参照)。
関連カード
- クークズの番人/Keeper of Kookus - コントロールしているとデメリットが無くなる。
- 内臓捻りの鬼/Gutwrencher Oniと痛めつける鬼/Painwracker Oni - オーガをコントロールしていないとデメリットがある神河物語の鬼/Oni。
ストーリー
クークズ/Kookusはジャムーラ/Jamuraaの炎のジンであり、炎に耐性のあるゴブリンの番人にコントロールされる(イラスト)。
このジンは本来の名前をMagglethorpe(マグルソープ)という。しかし、ゴブリンの番人は彼らの宝物であるジンを「Cook Us(俺たちを料理してみろ)」すなわち「クークズ/Kookus」と名付けた。(→Visions of Glory(Duelist15号の記事)参照)