ウルザの罪/Urza's Guilt
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コントロールデッキ相手には自分の手札が2枚も減ってしまうのが致命的だし、ビートダウンデッキ相手には4点のライフロスが痛い。
偏頭痛/Megrimを出した状態で、対戦相手の手札が1枚以上あれば10点の本体火力になる。その条件で2回通せば勝利できる。インベイジョン・ブロックがスタンダードで使えた環境では、これを勝ち手段としたメグリム・ギルトというコンボデッキが組まれた。
ストーリー
このカードは、ウルザ/Urzaがファイレクシア/Phyrexiaの第七球層で弟ミシュラ/Mishraと再会した場面を描出している(イラスト)。小説Planeshiftによると、ファイレクシア攻略中、第六球層でウルザは仲間のテイザー/Taysirを殺害してヨーグモス/Yawgmoth側に寝返ってしまう。ウルザの真意を確かめる試験として、ヨーグモスはウルザを第七球層へ導き、責め苦を受けるミシュラと対面させる。ウルザは助けを請う弟を見捨てると、ヨーグモスに忠誠を誓うのだった。これがウルザの罪/Urza's Guiltである。(→歪んだ愛着/Warped Devotion#ストーリーにつづく)
- 小説Apocalypseによると、ミシュラは再登場しないものの、四千年間、肉裂き拷問台(flesh shredder)にかけられていたとされる。したがって、ゴーゴスの酒杯/Golgothian Sylexの大爆発を何らかの経緯で生き延びた後、第七球層で責め苦を受けていたと考えられる。
- デュエリスト・ジャパンの記事、『プレーンシフト・ストーリーガイド』(Vol.14掲載)と『アポカリプス・ストーリーガイド』(Vol.15掲載)は、ウルザとミシュラの再会の件に触れている。記事は、ウルザは「ファイレクシアの最下層」でミシュラを発見し、これが「ヨーグモスの罠」であり「ウルザはミシュラを取り戻したいがゆえに、ヨーグモスにより魂を支配されてしまったのである。」と解説しているが、全て誤りである。