彗星の嵐/Comet Storm
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Comet Storm / 彗星の嵐 (Ｘ)(赤)(赤)
インスタント
インスタント
多重キッカー(１)（あなたがこの呪文を唱えるに際し、あなたは追加の(１)を望む回数支払ってもよい。）
クリーチャー１体かプレインズウォーカー１体かプレイヤー１人を対象として選ぶ。その後、彗星の嵐がキッカーされている１回につき、他のクリーチャー１体かプレインズウォーカー１体かプレイヤー１人を対象として選ぶ。彗星の嵐はそれらにそれぞれＸ点のダメージを与える。
多重キッカーによって対象が増える、インスタントのX火力。火の玉/Fireballより火種が赤マナ1つ多い分、対象を増やしても分割されることなく対象全体にX点ダメージを与えられるようになった。
インスタントでカード・アドバンテージも狙えるX火力ということで役立つ場面は多い。火種と多重キッカーでマナがかかるが、マナ基盤さえ整えば強力。
構築では青赤緑コントロールに投入され、ムル・ダヤの巫女/Oracle of Mul Daya＋精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptorが並べた土地から放たれてエンドカードになった。ゼンディカー＋ワールドウェイクのリミテッドでも最高級の優秀な呪文。
また、統率者戦を始めとする多人数戦では、無限マナから一度に複数のプレイヤーを倒せるという強みが発揮される。
- 多重キッカーで対象を増やしても、同じクリーチャーやプレイヤーを複数回対象として選ぶことはできない。
- 溶岩噴火/Volcanic Geyserの上位互換。また、とどろく雷鳴/Rolling Thunderや銀枠のThe Ultimate Nightmare of Wizards of the Coast Customer Serviceのほぼ上位互換でもある（同じダメージを与える場合、こちらの方が1マナ軽い上にインスタントである）。
- 銀枠では1/2ダメージの割り振りがあり得るため、同じマナで対象に取れる最大数でとどろく雷鳴よりも劣る。
- 「ダメージを与える」と「+1/+1カウンターを置く」の違いを除けば挙動はタジュールの力/Strength of the Tajuruと同じ（タジュールの力は当然、プレイヤーを対象に取ることはできない）。
- モダンマスターズ2015で再録された。・・・のであるが、このカードのレア度が神話レアのまま維持され、かつ同じエキスパンションの他の神話レアがどれも高額カードであることからリミテッドでは強力極まりないものの、他の神話レアとの比較から残念レアの扱いとなり、ついには「彗星の嵐被害者の会」なるものまで出来てしまった。特に同じエキスパンションに高額で取引されており初登場時神話レアであった全ては塵/All Is Dustがレアに格下げされて収録されるなど神話レアの格下げ再録が多いセットでもあったのが追い風となってしまっている。
