帰還した探検者、セルヴァラ/Selvala, Explorer Returned
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Selvala, Explorer Returned / 帰還した探検者、セルヴァラ (1)(緑)(白)
伝説のクリーチャー — エルフ(Elf) スカウト(Scout)
伝説のクリーチャー — エルフ(Elf) スカウト(Scout)
協議 ― (T):各プレイヤーはそれぞれ自分のライブラリーの一番上のカードを公開する。これにより公開された土地でないカード1枚につき(緑)を加えるとともに、あなたは1点のライフを得る。その後、各プレイヤーはそれぞれカードを1枚引く。
2/4生み出すマナの量が不確定なので、2人対戦でマナ加速目的として使うには信頼性が低い。一方、協議によってカードを引けるため、ドローエンジンとして見ることもできる。対戦相手も引くためにカード・アドバンテージは得られないが、ターボフォグで追加の吠えたける鉱山/Howling Mineとして使うのは面白いだろう。
当然ながら、このカードの真価は多人数戦において発揮される。プレイヤーが多ければ多いほどマナ加速としての信頼性が上がるため、単純に使っても強力なカードとなる。セルヴァラ自身をアンタップさせる手段と併用すれば手札とマナを潤沢に確保できるため、コンボなどを狙う際にも有効。ただし、その際は対戦相手の手札も潤沢になってしまうため、妨害されやすくなってしまう点に注意。
- 不定量のマナを生み出すマナ能力の前例としてはリスティックの洞窟/Rhystic Cave、魔力を持つペンダント/Charmed Pendantがある。それらにはインスタント・タイミングでしか起動できないという制限がついているが、これにはついていないため、後述の巻き戻しが発生しうる。
- 銀枠まで見ればJack-in-the-Moxも該当する。
ルール
- この能力はマナ能力である。対応して何かをすることはできない。
- 呪文を唱えている間(または起動型能力を起動している間)にそのコストを支払うためにセルヴァラの能力を起動し、それでもコストを支払えなかった場合、呪文を唱える手順(起動型能力を起動する手順)は巻き戻される。通常ならば巻き戻す際に、その手順の間に起動したマナ能力も巻き戻されるが、セルヴァラの能力はライブラリーのカードの公開を伴うため、この能力は巻き戻されない(CR:717.1)。
ストーリー
セルヴァラ/Selvalaはフィオーラ/Fioraに住むエルフの探検家。かつて親友ブレイゴ/Bragoとともに高層都市パリアノ/Palianoを興した。
詳細はセルヴァラ/Selvalaを参照。
参考
- 壁紙(Daily MTG)
- Betrayal/裏切り(Daily MTG、Uncharted Realms、文:Nik Davidson、訳:若月繭子)
- カード個別評価:コンスピラシー - レア
- カード個別評価:Vintage Masters - レア