蜘蛛
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蜘蛛/Spiderは、クリーチャー・タイプの1つ。
クリーチャー — 蜘蛛(Spider)
到達
(X)(緑)(緑):絹鎖の蜘蛛は飛行を持つ各クリーチャーにそれぞれX点のダメージを与える。
クリーチャー — 蜘蛛(Spider)
到達
棘投げの蜘蛛が戦場に出たとき、飛行を持つクリーチャー1体を対象とする。あなたはそれを破壊してもよい。
初出はリミテッド・エディションの大蜘蛛/Giant Spider。大蜘蛛は基本セットの最長皆勤賞カードであり、また大蜘蛛がいない間もクリーチャー・タイプとしては基本セットから外れる事はなかった。共通する能力(後述)やフレイバーが緑のカラーパイに合致するためか、あまりブランクを生じることなくコンスタントに登場し続けている。
主に緑かそれを含む多色に存在する。緑でない蜘蛛は次元の混乱の針先の蜘蛛/Needlepeak Spiderと、無色のアーティファクト・クリーチャーである機械蜘蛛/Arachnoidのみ。
総じてパワーよりもタフネスが高い。巣を張って待ち伏せし、空飛ぶ虫を捕食するイメージからか、ほとんどは到達や飛行対策の能力を持つ。到達がキーワード能力として制定される以前は、蜘蛛にちなんで「蜘蛛能力」という通称で呼ばれていた。
部族カードは、蜘蛛のタップをコストとする能力を持つアラクナスの紡ぎ手/Arachnus Spinnerや、昆虫・ネズミ・リスと兼用の部族専用土地である群がりの庭/Swarmyard、蜘蛛以外の戦闘ダメージを軽減するインスタントの蜘蛛の襲来/Arachnogenesisが存在する。伝説の蜘蛛である墓後家蜘蛛、イシュカナ/Ishkanah, Grafwidowはコントロールしている蜘蛛の数を参照する。
蜘蛛・トークンを出すカードには鬱後家蜘蛛の饗宴/Gloomwidow's Feastや名高い織り手/Renowned Weaverなど複数あるが、いずれの場合もトークンの性能は「タフネスが高く到達持ち」。イメージが徹底されている。(→トークン一覧)
伝説の蜘蛛は異界月現在、墓後家蜘蛛、イシュカナ/Ishkanah, Grafwidowのみ。
- 蜘蛛に変化するカードには隠れたる蜘蛛/Hidden Spiderがある。
- 神河ブロックには、カード名こそ「蜘蛛」なのにクリーチャー・タイプがスピリットなものもいる。→尊い蜘蛛/Venerable Kumo、宝珠編みの蜘蛛/Orbweaver Kumo
- 「特大サイズの蜘蛛」というのは、ファンタジー業界では定番のモンスター。世界各地の神話や、創作ファンタジーの元祖『指輪物語』など、さまざまな物語に登場する。
- おおざっぱに「虫」であることから、しばしば昆虫と関連付けられる(ドラゴンの巣の蜘蛛/Dragonlair Spiderなど)が、生物学上はけっこう別種の生き物。どちらかといえば蠍のほうが近い。