ナーガ
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ナーガ/Nagaは、クリーチャー・タイプの1つ。蛇の下半身を持つ亜人種族。
スゥルタイ群/The Sultai Broodを構成する種族の一つとして、タルキール覇王譚で新たに登場した。
能力面での共通点は特に存在しないが、シャーマンあるいはウィザードのクリーチャー・タイプを併せ持つものが大半であり、それが手伝ってかトリッキーな能力を持つものが多い。また、パワーよりタフネスの高いものが多く、スゥルタイの剥ぎ取り/Sultai Flayerや死者を冒涜するもの/Profaner of the Deadのように、タフネスの値を参照する能力を持つものもいる。
伝説のナーガは血の暴君、シディシ/Sidisi, Brood Tyrant、アンデッドの大臣、シディシ/Sidisi, Undead Vizierおよび簒奪者、イクラ・シディーキ/Ikra Shidiqi, the Usurperの3体。
- ナーガ(Nāga)とはインド神話に登場する蛇の特徴を持った精霊、あるいは神のこと。マジックを含む一般的なファンタジー作品では人型の上半身と蛇の下半身を持つ姿で描写されることが多いが、原典では単に蛇として描かれる事が多い(参考:Wikipedia:ナーガ)。
- このクリーチャー・タイプが制定される以前にも、ナーガと酷似した外見を持つ蛇人間の戦士/Serpent Warriorや蛇人間の暗殺者/Serpent Assassinが登場しているが、それらはオラクルの更新は行われておらず、蛇のままである。
ストーリー
タルキール/Tarkir
- 歴史改変前
- タルキールの5つの氏族/Clanの1つ、スゥルタイ群/The Sultai Broodの支配者層。肉体を歪める魔術を得意とし、変身やアンデッドの改造に役立てているほか、催眠と魅了の力を持ち、毒の扱いにも精通している。人間を嫌っており、彼らが飼い慣らす猿と同程度にしか見ていない。
- ナーガの女王、シディシ/Sidisiがスゥルタイ群のカン/Khanの座に就いている。
- 歴史改変後
- スゥルタイ群は既に存在しておらず、シルムガル/Silumgar率いるシルムガル氏族/The Silumgar clanに属している。扱う魔術やその才能は変化していないが、彼らは氏族において最小の権力しか持っていない。唯一、アンデッドの大臣であるシディシ/Sidisiが影響を及ぼす地位を保持しているのみである。