ミジウムの迫撃砲/Mizzium Mortars

提供:MTG Wiki

2017年3月5日 (日) 03:03時点における126.78.1.94 (トーク) - whois による版
移動: 案内, 検索

Mizzium Mortars / ミジウムの迫撃砲 (1)(赤)
ソーサリー

あなたがコントロールしていないクリーチャー1体を対象とする。ミジウムの迫撃砲はそれに4点のダメージを与える。
超過(3)(赤)(赤)(赤)(あなたはこの呪文をその超過コストで唱えてもよい。そうしたなら、ミジウムの迫撃砲はあなたがコントロールしていない各クリーチャーにそれぞれ4点のダメージを与える。)


超過付きのクリーチャー限定4点火力インスタントソーサリーの違いはあるが、電謀/Electrickery上位種に当たる。

序盤は軽い単体火力マナが伸びてきたら一方的な全体火力として機能する、便利な火力呪文。それぞれ1マナ重い炎の斬りつけ/Flame Slashプレイヤーダメージが入らない分1マナ軽くなった炎の波/Flame Wave相当であり、コスト・パフォーマンスも悪くない。

そもそもラヴニカへの回帰ブロック参入時のスタンダードでは単色の単体火力の質が落ちているため、超過を考えずとも選択肢に入る。1マナ2点ダメージで対象追放できる火柱/Pillar of Flame、2マナ3点でインスタントの灼熱の槍/Searing Spear、2マナ4点のこのカードを比較する事になり、このカードの場合はロクソドンの強打者/Loxodon Smiterと言う強力クリーチャーを仮想敵に据える場合などに採用される事になる。

超過を考える場合、自軍を巻き込まずにブロッカーを一掃できることから特にクリーチャーデッキでの利用に適している。ただしスライ系の高速デッキにとって6マナは重く、基本的にはの濃い中速ビートダウンランプ向け。スタンダードには同じくビートダウンでも使える全体火力として忌むべき者のかがり火/Bonfire of the Damnedが存在しているが、あちらはタフネス1~2のクリーチャーが並んでいる局面に強く、こちらは中堅クリーチャーに強いと仮想敵が異なるため、優劣は環境次第といったところ。様々な赤系デッキで採用された。

リミテッドでは非常に強力。超過で撃てばエンドカードであり、小回りの利く単体除去にもなる。赤のトリプルシンボルを無理なく捻出できるよう、魔鍵などのサポートを確保しておきたい。

参考

MOBILE