稲妻駆け/Lightning Runner
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Lightning Runner / 稲妻駆け (3)(赤)(赤)
クリーチャー — 人間(Human) 戦士(Warrior)
クリーチャー — 人間(Human) 戦士(Warrior)
二段攻撃、速攻
稲妻駆けが攻撃するたび、あなたは(E)(E)(エネルギー・カウンター2個)を得る。その後、あなたは(E)(E)(E)(E)(E)(E)(E)(E)を支払ってもよい。そうしたなら、あなたがコントロールするクリーチャーをすべてアンタップし、このフェイズの後に追加の戦闘フェイズを加える。
攻撃するたびエネルギーを得る能力と、エネルギーを支払う事で追加の戦闘フェイズを獲得できる人間・戦士。
5マナにして2/2と素のマナレシオは貧弱だが、二段攻撃によって戦闘時は実質4/2速攻相当と、単体でもオーガの狂戦士/Ogre Berserker感覚で扱える。とは言えそれだけではとても採用に至らないため、やはりエネルギー能力と追加の戦闘フェイズに注目したい。
要求されるエネルギーはカラデシュ・ブロック全体でも最大の部類だが、追い討ち/Aggravated Assault系統のそれに比べてマナが不要という大きな特長があり、例えばこれを2体、或いは霊気晶の鉱夫/Aethergeode Minerや牙長獣の仔/Longtusk Cubといった戦闘に関連付けてエネルギーを得られるカードを並べるだけで無限攻撃への下地ができあがる。もっとも、それらはエネルギーカード全体の1割程度――赤に至ってはこれしか存在しないというカードプールの問題に加えて、除去耐性の低いこれらが戦闘を潜り抜けて生き残る必要があるなど、実用に当たっての障壁も多く、スタンダードのトーナメントシーンでは殆ど見掛けられない。
- 追加の戦闘フェイズ獲得能力は誘発型能力の一部のため、これ自身が攻撃する必要がある点に注意。
- 速攻を持つ事から、コピーカードとの相性はよい。
- 二段攻撃と速攻を最初から持っている初めてのカード。この組み合わせをそのまま与えるカードとしては血丘の砦/Bloodhill Bastion (次元カード)が存在する。
- カラデシュ・ブロックには他にもエネルギーを8個支払う獣性を築く者/Architect of the Untamedと霊気烈風の古きもの/Aethersquall Ancientがある。一種の発動者とも呼べるだろう。