ミラクルグロウ
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ミラクルグロウ(Miracle Grow)
Alan Comerが作成したグロウフィッシュを発展させたゼロックスデッキ。 その後さらに発展してスーパーグロウとなり、メタの一角になった。 最大の特徴は土地の少なさ。親和デッキより少ない枚数で、大体10枚前後である。
クリーチャー — ドライアド(Dryad)
あなたが白か青か黒か赤の呪文を唱えるたび、クウィリーオンのドライアドの上に+1/+1カウンターを1個置く。
1/1インスタント
あなたは、この呪文のマナ・コストを支払うのではなく、1点のライフを支払うとともにあなたの手札にある青のカードを1枚、追放することを選んでもよい。
呪文1つを対象とし、それを打ち消す。
ソーサリー
あなたの手札に土地カードが1枚も無いなら、あなたは、この呪文のマナ・コストを支払うのではなく、あなたの手札を公開することを選んでもよい。
あなたのライブラリーから、森(Forest)カードを1枚探す。そのカードを公開し、あなたの手札に加え、その後ライブラリーを切り直す。
デッキは軽量ドローカードとピッチスペル、冬の宝珠/Winter Orb、そして波止場の用心棒/Waterfront Bouncerやクウィリーオンのドライアド/Quirion Dryad等で構成される。
土地が少ないのは土地譲渡/Land GrantでTropical Islandを引いてこられるため。
また、デッキの構造上墓地にカードが溜まりやすいので、攻撃兼マナサポートとして熊人間/Werebearが採用される。
大量に入れられた青の軽スペル、ピッチスペルを使い、場に出たクウィリーオンのドライアド/Quirion Dryadを守りつつ巨大化させ、相手を圧倒する。 また、冬の宝珠/Winter Orbは、噴出/Gush等で自分の土地を手札に戻すことで相手の土地だけを拘束させた。
エクステンデッドのローテーションにより、カードの半分を失ったことで構造自体が崩壊し、エクステンデッドにはもう存在していないが、ヴィンテージ環境にはGATという類似のデッキが存在する。
サンプルレシピ
メインデッキ | サイドボード | ||||
14| style="background:#eeeeff"|クリーチャー | 4 | 寒け/Chill | |||
4 | クウィリーオンのドライアド/Quirion Dryad | 2 | 水没/Submerge | ||
2 | 波止場の用心棒/Waterfront Bouncer | 2 | 水流破/Hydroblast | ||
4 | 野生の雑種犬/Wild Mongrel | 1 | 無効/Annul | ||
4 | 熊人間/Werebear | 4 | レガシーの魅惑/Legacy's Allure | ||
36| style="background:#eeeeff"|呪文 | 2 | ファイレクシアの炉/Phyrexian Furnace | |||
4 | 噴出/Gush | ||||
4 | 渦まく知識/Brainstorm | ||||
4 | 手練/Sleight of Hand | ||||
4 | 目くらまし/Daze | ||||
2 | 撃退/Foil | ||||
2 | 選択/Opt | ||||
4 | 冬の宝珠/Winter Orb | ||||
4 | 土地譲渡/Land Grant | ||||
4 | 好奇心/Curiosity | ||||
4 | Force of Will | ||||
10| style="background:#eeeeff"|土地 | |||||
4 | Tropical Island | ||||
6 | 島/Island |
- グロウフィッシュがフィッシュをベースとしていたところを、オデッセイの強靭な緑のクリーチャーを入れることでよりパワフルなデッキにしたのがMichel Long版である。
参考
- クロック・パーミッション
- Miracle-Gro Taking Over(WotC、英語)
- Miracle-Gro Taking Over & Super-Gro Revealed!(Braingeyser,上記の和訳)
- グロウフィッシュ
- スーパーグロウ
- GAT
- デッキ集