確定カウンター
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確定カウンター/Hard Counterとは、通常通り効果を発揮すれば、確実に呪文を打ち消すことができる呪文の俗称。対義語は不確定カウンター/Soft Counter。
- カウンター (目印)の名前ではない。
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開発部の定義
開発部の定義では、対抗呪文/Counterspellや取り消し/Cancelのように
ものを指す[1]。簡単に言ってしまえば「呪文1つを対象とし、それを打ち消す。」と素直に書かれているもの。
このHard Counterの元々の意味を、日本では特に「ハード・カウンター」と呼び、後述の意味と区別する場合がある。
- 青の濃くないデッキで使えないようにするため、マナ・コストに(青)(青)を含まなければならないという開発部内でのルールがある。
- ドロマーの魔除け/Dromar's Charmなど、少数の例外は存在する。
- ギルド門侵犯で心理的打撃/Psychic Strikeを作成するにあたり、このルールは「(青)ともう1点の有色マナを含む」に緩められたようだ(Storming the Gatecrash, Part 2/翻訳)。
日本では
Memory Lapse / 記憶の欠落 (1)(青)
インスタント
インスタント
呪文1つを対象とし、それを打ち消す。その呪文がこれにより打ち消された場合、それをそのプレイヤーの墓地に置く代わりに、オーナーのライブラリーの一番上に置く。
- 本質の散乱/Essence Scatterのように対象が限定されているもの、
- 拒絶/Abjureのように使用条件がついているもの、
- 記憶の欠落/Memory Lapseのように相手の呪文を無力化しきれないもの
は本来「不確定カウンター/Soft Counter」と呼ばれるが、日本ではそれらも広義の確定カウンターとして分類されることがある。例えば津村健志による日本公式サイトでの連載津村健志の「先取り!」スタンダード・アナライズでは、第86回:グランプリ・オーランド トップ8デッキ特集で否認/Negate、第68回:固まってきたメタゲーム?Tier1特集・後編で払拭/Dispelを「確定カウンター」と称している。つまり、「打ち消す」という処理が確実にできるかどうかだけが問題にされ、マナ漏出/Mana Leakのような相手に回避される可能性があるものだけを「不確定カウンター」と呼ぶのである。
上述のものを、日本ではソフト・カウンターと呼ぶこともある。
脚注
参考
- Counter Intelligence/対抗注文 (Making Magic 2005年3月28日) - 打ち消し系呪文のデザインに関するコラム
- 確定カウンターカード
- 不確定カウンター
- ハード・カウンター
- 用語集