Pale Bears
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3マナ2/2に島渡りと、緑にしてはクリーチャーとしても対抗色対策としても非力。カスレアに分類されることが多かったカードで、デッキに採用されることもあまりなかった(後のリバー・ボア/River Boaの採用率の高さを見ても明らかである)。
- 沼渡りのPygmy Allosaurusと対になっている。
開発秘話
アイスエイジのデザインチームはこのカードを「Poler Bear(ホッキョクグマ)」と名付けていたが、当時のコンティニュイティからドミナリア/Dominariaには極地(poles)は存在しないとして却下されたため、「Pale Bears」と再命名した。にもかかわらず、そのすぐ後にコンティニュイティは同じセット内のカードを「Polar Kraken」と命名していた。(Card of the Day - June, 2006)
- アライアンス以降のマジック・コンティニュイティのマネージャーPete Ventersは既存の設定を統合しドミナリア全体地図を作製した(Pete Ventersのドミナリア球)。ドミナリアは惑星型として南北に極地を設定し、現在の「北方/Northland」を「the northern polor region(北極圏)」とも呼称した。アイスエイジ当時のコンティニュイティの発言を覆したが全体的に整合性が取れるようになった。
ストーリー
Pale Bears(「青白い熊、色の薄い熊」の意)は氷河期のテリシア/Terisiareに生息が確認できる白熊(イラスト)。おそらく北方/Northlandから氷河を渡って南下移住した生物群の一種。
バルデュヴィア/Balduviaでは、この白熊を自らの手で屠ることで真の名を得ることができる(一種の成人の儀式と思われる)。ロヴィサ/Lovisaはその家系では最年少で熊を屠った者である。
氷河期が終わり温暖になったバルデュヴィアの大草原/Balduvian Steppeでは生息数が減少。この成人の儀式も時代と共に廃れていったのだろう。