魂の火/Soul's Fire
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Soul's Fire / 魂の火 (2)(赤)
インスタント
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あなたがコントロールするクリーチャー1体と、クリーチャー1体かプレインズウォーカー1体かプレイヤー1人を対象とする。前者は後者に前者のパワーに等しい点数のダメージを与える。
自軍のクリーチャー1体のパワーに応じてダメージを与える火力呪文。効果としては踏み潰し/Crush Underfootや投げ飛ばし/Flingに近い。
クリーチャーをコントロールしていないと唱えることすらできないが、逆に高パワーのクリーチャーをコントロールしていれば3マナとは思えないほどのダメージを稼ぐこともできる。頭でっかちの多い赤であれば有効利用もしやすいだろう。プレイヤーも対象に取れる点は強力で、リミテッドのみならず構築でも採用の可能性はある。
投げ飛ばしと比較すると、追加コストとして生け贄に捧げる必要がない点は優れており、また対象を2つ取るので急転回/Swerveなどの偏向系カードにささやかながら耐性がある。一方、対応しての除去には弱いし(下記ルール参照)被覆持ちは火種にできない。一長一短であろう。
Pauperでは、感染持ちクリーチャーとの相性が良いため、これがタッチで投入されることもある。
- ダメージの発生源は魂の火ではなく、(1つ目の)対象として選んだあなたのクリーチャーである。そのため接死や絆魂などとシナジーし、プロテクションなどはその発生源クリーチャーの特性を見る。
- ダメージの発生源になるあなたのクリーチャーが解決時に不正な対象になっている場合、この呪文は何もしない。不正な対象が何かにダメージを与えることはない。
- 当初のルール文章には「あなたがコントロールする場にあるクリーチャー1体と~」という制限がついていたが、前述の理由によりこの制限はあってもなくても変わらない。ルールを解りやすくするために書き加えたのだろう。なお、この制限は2018年4月のオラクル変更で削除された。
関連カード
- 槌の一撃/Fall of the Hammer - 1マナ軽くなり、プレイヤーを対象に取れなくなった亜種。
- 尾の切りつけ/Tail Slash - マナコストはそのままに、「あなたがコントロールしていないクリーチャー」のみ対象に取れる実用上の下位互換。
サイクル
アラーラの断片の「魂の」呪文サイクル。対象となったクリーチャーのパワーを参照する能力を持つ。ナヤ/Nayaの3色にそれぞれ1枚ずつ存在する。
- 魂の火/Soul's Fire
- 魂の力/Soul's Might
- 魂の優雅さ/Soul's Grace
コンフラックスではこのサイクルの流れを汲む魂の威厳/Soul's Majestyが登場した。
これらの呪文はアジャニ/Ajaniが使う「魂の光/Soul's Light」と呼ばれる魔術という設定であり、イラストにはアジャニと「魂」が引き出されたレオニン/Leoninの姿が描かれている。