ズアー/Zur
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ズアー/Zurは、氷河期末期のキイェルドー/Kjeldorの結界師。不死の探求のためテリシア/Terisiare大陸の辺境であるthe hinterlands(内陸地域)へ姿を消した。その常軌を逸した行動から狂人ズアー(Mad Zur)や狂える預言者ズアー(the mad prophet Zur)などと称される。
グスタまたはゲルダあるいはその両方とライバル関係にあるといわれる。アイスエイジ版の対抗呪文/Counterspellのフレイバー・テキストにはそれを裏付けるような記述(グスタとズアーの対決)があるものの詳細ははっきりしない。また、キイェルドーのThe Royal Academy of Magic(王立魔法学院)にはズアーの手によるエンチャントが施されている場所もあり、キイェルドー離反以前は、学院との関係は少なくとも敵対的なものではなかったようである。
ハイダー/Heidarが霧氷風軍団を率いて戦いを起こした頃、信奉者たちを従え、キイェルドーに保護を求めて帰還する。
最終的に何処かへと姿を消すが、その前にキイェルドーでmagical war(魔法戦争)を引き起こしたとされる。
ズアーを題材にした『The ballads of the Quest of Mad Zur(狂人ズアーの探究のバラッド)』が後世の新アルガイヴ/New Argiveに残されている。
Zurans
ズアーに従う者たちはZurans(ズアー派)と呼ばれ反逆者とみなされている。
キイェルドーの戦い/The Battle of Kjeldorにおいて、ヤヤ・バラード/Jaya Ballard指揮下の魔術師の散兵隊に参加したズアー派もいる。氷河期終焉の混乱期、グスタ不在により組織として統制を失ったキイェルドーの魔術師の中には、ズアーの信奉者になる道を選択した者もいる。