ムルタニ/Multani
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ムルタニ/Multaniは、ドミナリア/Dominariaのエレメンタル。カードとしてはウルザズ・レガシーのマローの魔術師ムルタニ/Multani, Maro-Sorcererが初出。
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解説
マロー/Maroの魔術師。ヤヴィマヤ/Yavimayaの守護者であり、森そのものを体現する存在(イラスト1、イラスト2)。
最初はアルゴス/Argothを消滅させたウルザ/Urzaをよく思っていなかったが、ウルザとの対話を重ねることでファイレクシア/Phyrexiaの脅威を理解し、協力者となる。
ウェザーライト/Weatherlightの建造やジェラード/Gerrardの鍛錬に力を貸し、大戦時には自ら前線で大群を指揮し戦った。このとき墜落しかけたウェザーライトを持ち上げる、という怪力ぶりを発揮している(イラスト)。
ファイレクシア/Phyrexiaとの戦争時、ヤヴィマヤの一部をアーボーグ/Urborgへと転移させた。そこから誕生したムルドローサ/Muldrothaは彼の娘に当たる存在である。
スカージ
小説Scourgeではカローナ/Karonaが作り出した緑の門から登場し、カローナと会談を行なっている。
時のらせんブロック
ヤヴィマヤの時の裂け目/Riftを修復する際、ムルタニは破壊されヤヴィマヤへ拡散した。
ドミナリア
4560ARの時点でも、ムルタニは酷く消耗した状態から回復の途中であった。ヤヴィマヤでサイリクス/Sylexを探索するカーン/Karnが発掘のため送り込んだ自動機械に対し、半ば意識はないまま防衛本能でエレメンタルを差し向け、攻撃した。ついにカーンと直接対峙するが、チャンドラ・ナラー/Chandra Nalaarの説得で意識を取り戻す。
- Ethan Fleischerが団結のドミナリア期に行った発言ではムルタニが再覚醒したことで、(怒れるムルタニにより追い出された)ヤヴィマヤのエルフ達は故郷へと自由に戻れるようになったとされるが[1]、団結のドミナリアの公式ストーリー記事ではまだヤヴィマヤに立ち入るには許可が必要なように書かれており[2][3]、詳細不明である。
機械兵団の進軍
ムルドローサの嘆願により、新ファイレクシア/New Phyrexiaの軍勢を食らってファイレクシアの油/Phyrexian oilの影響を受けそうなヤーグル/Yargleに協力する事になる。ムルタニは自身をヤーグルへと結合し、彼の力と既にあるファイレクシアについての知識を使ってぎらつく油への耐性を高めた。ムルタニは当初は渋々であったが、ヤーグルのあくなき食欲に感銘を受け、アーボーグがもたらした奇策に改めて感謝することになった。
登場
登場カード
- マローの魔術師ムルタニ/Multani, Maro-Sorcerer
- ヤヴィマヤの化身、ムルタニ/Multani, Yavimaya's Avatar
- ヤーグルとムルタニ/Yargle and Multani
- Multani(ヴァンガード)
カード名に登場
- ウルザズ・レガシー
- ムルタニの見習い/Multani's Acolyte、ムルタニの存在/Multani's Presence
- ウルザズ・デスティニー
- ムルタニの命令/Multani's Decree
- プレーンシフト
- ムルタニの融和/Multani's Harmony
フレイバー・テキストに登場
- ウルザズ・レガシー
- ムルタニの存在/Multani's Presence、翼わな/Wing Snare
- ウルザズ・デスティニー
- ムルタニの命令/Multani's Decree、ロフェロスの贈り物/Rofellos's Gift、嘲るエルフ/Taunting Elf
- インベイジョン
- 束縛/Bind、肥沃な大地/Fertile Ground、木登りカヴー/Kavu Climber、オーラの突然変異/Aura Mutation、激情の耕作/Frenzied Tilling
- プレーンシフト
- ガイアの力/Gaea's Might、ムルタニの融和/Multani's Harmony、有角カヴー/Horned Kavu
- アポカリプス
- 力の消耗/Consume Strength、ジャングルの障壁/Jungle Barrier
- 第10版
- 大蜘蛛/Giant Spider
- ドミナリア
- 古えの憎しみ/Ancient Animus、胞子の大群/Spore Swarm、墓場波、ムルドローサ/Muldrotha, the Gravetide
- モダンホライゾン2
- 成長の揺り篭、ヤヴィマヤ/Yavimaya, Cradle of Growth
- 団結のドミナリア
- シャライの侍者/Shalai's Acolyte、ガイアの力/Gaea's Might
イラストに登場
- ウルザズ・レガシー
- ムルタニの存在/Multani's Presence、怨恨/Rancor
- ウルザズ・デスティニー
- ムルタニの命令/Multani's Decree、ロフェロスの贈り物/Rofellos's Gift
- インベイジョン
- 肥沃な大地/Fertile Ground、菌獣の横行/Saproling Infestation、オーラの突然変異/Aura Mutation
- プレーンシフト
- ガイアの力/Gaea's Might、ムルタニの融和/Multani's Harmony
- ドミナリア
- 古えの憎しみ/Ancient Animus
- 団結のドミナリア
- 連合の力/Strength of the Coalition、ウェザーシード盟約/The Weatherseed Treaty(木像)
登場作品・登場記事
- Legends of Dominaria/ドミナリアの伝説たち
- Return to Dominaria: Episode 8/ドミナリアへの帰還 第8話(Magic Story 2018年5月2日 Martha Wells著、名前のみ)
- Return to Dominaria: Episode 9/ドミナリアへの帰還 第9話(Magic Story 2018年5月9日 Martha Wells著)
- Return to Dominaria: Episode 10/ドミナリアへの帰還 第10話(Magic Story 2018年5月16日 Martha Wells著、名前のみ)
- Return to Dominaria: Episode 12/ドミナリアへの帰還 第12話(Magic Story 2018年5月30日 Martha Wells著、名前のみ)
- Episode 4: A Brutal Blow/メインストーリー第4話:手酷い一撃(Magic Story 2022年8月15日 Langley Hyde著)
- Planeswalker's Guide to Dominaria/プレインズウォーカーのためのドミナリア案内(Feature 2022年8月22日 Roy Graham and Ethan Fleischer著)
脚注
- ↑ @EthanFleischer(2022年9月11日 Ethan FleischerのTwitter)
- ↑ Episode 4: A Brutal Blow/メインストーリー第4話:手酷い一撃(Magic Story 2022年8月15日 Langley Hyde著)
- ↑ Planeswalker's Guide to Dominaria/プレインズウォーカーのためのドミナリア案内(Feature 2022年8月22日 Roy Graham and Ethan Fleischer著)