ラッカ・マー/Rakka Mar (ストーリー)

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2024年6月17日 (月) 06:42時点におけるAerugo aeruginosa (トーク | 投稿記録)による版
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ラッカ・マー/Rakka Marアラーラの断片ブロックのキャラクター。コンフラックスカード化された。

目次

解説

ジャンド/Jundシャーマンで精霊使い(elementalist)の人間女性(イラスト)。 強力な魔術の才能を用い、酋長(chieftain)として部族を束ねている。ジャンドの人間の中では最高齢の一人であり、年齢はおよそ50歳。一度に複数のエレメンタル召喚できる数少ない術者でもある。

ジャンドの人間諸部族を動かせるほどの実力者であるのだが、裏ではニコル・ボーラス/Nicol Bolasの工作員(agent)として働いており、その見返りにボーラスから今まで以上の強大な力を約束されている。そのため、人間より優位に立つドラゴン族とヴィーアシーノ族へ挑戦するよう人間族を焚きつけ、ナヤ/Nayaおよびグリクシス/Grixisの獲物を狩りたい、という戦士たちの流血への欲望を煽りたてている。

あるいは、「life hunts(一世一代の狩り)」はジャンドの人間族に伝わる最上位の儀式で、8年ごとに幻視を受けたシャーマンの導きの下で遂行される命懸けのドラゴン狩りであるが、この「一世一代の狩り」をますます素晴らしいものにしたいと願う戦士氏族の欲望をも利用している。

以上のように、ラッカ・マーはボーラスが目論む大戦争へと民を扇動しているのだ。

経歴

Alara Unbroken

シャーマンとは、凶暴な精霊術を好み、命令や捕食を試みるものに炎と怒りを放ち、己のみを主人とする者である。ラッカ・マーは自分を「ただの人間」などと思ったことはなかった―ニコル・ボーラスが現れるまでは。新たな力を与えられボーラスのために働くか、あるいは死ぬか。二択を迫られた彼女は前者を選んだ。

それから1年後。クレシュ/Kreshの率いる一族:Tol Antaga clanで発言権を得ていた彼女は人々を煽り立て、ヘルカイト/Hellkiteの一体・Malactoth(マラクトス)を標的としたlife huntに向かわせる。彼女を含む30人がヘルカイトのねぐらとなっているMount Jhal(Jhal山)へ臨み、ヴィーアシーノの一団:Palehide Thrashとの戦いを潜り抜け、道中で出会ったサルカン・ヴォル/Sarkhan Volを連れて山頂へとたどり着く。本来はラッカのエレメンタルが戦闘の火ぶたを切る手筈だったが、土壇場になって彼女は渋り始め、ヘルカイトと戦う皆をあとから援護する方針に切り替えられた。

これらは全てラッカの策謀だった。サルカンやクレシュたちがヘルカイトと戦い気を引きつけているあいだに彼女はボーラスに命じられた本来の目的、ジャンドのオベリスク/Obelisk of Jundの起動を果たす。その後はヘルカイトにどうにか勝利したサルカンを救出し、新たな手駒としてボーラスに引き合わせる。

任務を果たしたラッカは再び人々の扇動に戻り、life huntの素晴らしさを語るため切り裂き隊/RipclanのTol Durek clanやネル・トース族/Clan Nel Tothのもとを訪れるが、ボーラスを探し求めるアジャニ/Ajaniと生還したクレシュたちに追跡・発見される。強力な魔術で応戦しながらも邪悪な力に蝕まれて衰弱し、自分自身すら殺しかねない状態になってなお引く様子を見せない彼女を前に、復讐を誓ったはずのアジャニも殺害を躊躇するが―アジャニが念じると、彼の身体から怒りと力の稲妻が放たれ、ラッカ・マーを直撃した。

  • アジャニに殺害された数少ない(あるいは唯一の)人物。

登場

登場カード

フレイバー・テキストに登場

アラーラの断片
枝分かれの稲妻/Branching Boltマグマのしぶき/Magma Spray屍からの発生/Necrogenesis不純な影/Vicious Shadows
コンフラックス
玉砕/Suicidal Charge

登場記事

](Savor the Flavor 2009年1月28日 Doug Beyer著)

参考

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