ヤスペラの歩哨/Jaspera Sentinel
提供:MTG Wiki
クリーチャー — エルフ(Elf) ならず者(Rogue)
到達
(T),あなたがコントロールしていてアンタップ状態であるクリーチャー1体をタップする:好きな色1色のマナ1点を加える。
タップ・アウトレット系のマナ・クリーチャー。到達を持った壌土のドライアド/Loam Dryadでその上位互換。タイプ的サポートの受けやすいエルフになった。
リミテッドでは1マナのエルフとしてエルフデッキに採用できる。また、カルドハイムには多色の強力なカードが数多く収録されているため、マナ基盤の安定化要員としてお呼びがかかることも多い。
スタンダードでは、眷者の神童、キナン/Kinnan, Bonder Prodigyや厚顔の無法者、マグダ/Magda, Brazen Outlawなどと組み合わせることで、2ターン目から好きな色の2マナを生み出せる稀有なクリーチャーである。特に後者との組み合わせはグルール・アドベンチャーやナヤ・ウィノータといったデッキで採用され、高速でクリーチャーを横に並べる動きに貢献している。到達により厚かましい借り手/Brazen Borrower・精鋭呪文縛り/Elite Spellbinderといったタフネス1の飛行クリーチャーを牽制でき、黄金架のドラゴン/Goldspan Dragonのような高速クロック相手の壁となれる点も地味ながら無視できない。ローテーション後も厚顔の無法者、マグダとのパッケージでグルール宝物に採用される。
パウパーではエルフデッキで採用される。遠くの旋律/Distant Melody等を唱えるための青マナを確保でき、タフネス2のため息詰まる噴煙/Suffocating Fumes等の全体除去にも強い。また到達を持つため環境上位に存在するフェアリーやボロス・ラリーの飛行クリーチャーをブロックできる点も大きい。