空中ブランコ演者/Trapeze Artist
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Trapeze Artist / 空中ブランコ演者 (白)クリーチャー ― 人間(Human)・パフォーマー(Performer)
飛行
空中ブランコ演者は最低1フィート(約30センチ)の高さから回転させて戦場に出る。これが裏向きで着地したか最低1回転しなかったなら、これをオーナーの手札に戻す。
[どんぐりシンボル付き - トーナメントでは使用できない。]
Chaos Orb、Falling Starのように、1フィート以上の高さから回転させて戦場に出る人間・パフォーマー。
Orcish Paratroopersの亜種と言えるが、あちらと違い「弾き飛ばす」という方法指定はされておらず、着地失敗時のペナルティも生け贄からバウンスに変更され扱いやすくなっている。表裏関係無しに戻される「1回転以上」のノルマを最低限こなせるのであれば、基本的には1/2の確率で戦場に残るフライヤーということになる。出られさえすれば1マナ2/1飛行という高いマナレシオを発揮でき強力ではあるが、とても安定しているとは言い難い。ちなみに唱える以外の手段で出そうとした場合も、しっかり回転が必要だし、着地に失敗すればしっかり手札に戻ってくる。
ハンドスキル次第で期待値を上げたり、ほぼ100%の確率で表向きに出せる人もいるかもしれない。最序盤に着地成功するほど効果を発揮しやすいカードなので、高いコスト・パフォーマンスを実現したければあらかじめ練習するのもよいだろう。
- (白)の2/1飛行としては、過去に忠実なペガサス/Loyal Pegasusや軍用隼/War Falconが存在した。
- あえて失敗することで、「戦場に出たとき」「唱えたとき」に誘発する能力を延々と使い回すことも可能。Unfinityのリミテッドでもマイラの超人、カテリナ/Katerina of Myra's Marvelsなどとシナジーを形成する。とはいえあくまでアン・ゲームなので、わざと失敗しすぎると三流演者としてブーイングを受けるかもしれない。
ルール
- 「1回転する」とは、このカードが360°回転することを意味する。最初にこのカードの裏面が戦場に向いた状態(=表向き)で飛ばし、空中で1回以上表面を戦場に向け、最終的に裏面を戦場に向けた状態で着地すれば成功である。
- これがトークンであるなら、印刷されたトークン・カードか、他のマジックのカードを用いて着地判定を行う。
- 空中ブランコ演者の能力が解決し、回転を始めてから着地する(あるいは失敗し手札に戻る)までの間に、優先権は発生しない[1]。
- 着地に失敗して手札に戻った場合も「戦場に出た」扱いとなる[2]。
脚注
- ↑ Unfinity Release Notes(Feature 2022年10月7日 Mark Rosewater and Jess Dunks著)
- ↑ Un-rules question: Does Trapeze Artist trigger...(Blogatog 2022年11月27日)