永久監視の敷居/Ever-Watching Threshold
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エンチャント
対戦相手1人が攻撃するたび、それらがあなたかあなたがコントロールするプレインズウォーカーを攻撃しているなら、カードを1枚引く。
WHISPERのテキストには誤りがあります。「それらがあなたかあなたがコントロールするプレインズウォーカーを攻撃しているなら、」は「そのプレイヤーがあなたかあなたがコントロールするプレインズウォーカーを攻撃した場合、」と読み替えてください。
攻撃されるたびにドローできるエンチャント。至高の審判者、イスペリア/Isperia, Supreme Judgeが持つ能力の下位種的な能力。
色やマナ・コスト、攻撃抑止効果など、いずれもプロパガンダ/Propagandaと類似したデザイン。比較して、あちらがマナ拘束によって対戦相手のテンポを削ぐのに対し、こちらは自分がアドバンテージを得る形となっており、似ているようでかなり使い勝手が異なる。最も大きな差異は攻撃にコストを要求しない点にあり、相手が「攻撃するという選択肢を取れない状態」にはならないので、ドロー覚悟で普通に攻撃される危険がある。よって、こちらは攻撃の抑止目的よりも変則的なドローエンジンとしての側面が強いと言え、得たカード・アドバンテージをうまく利用できる構成のデッキでの採用が望ましい。
統率者戦においては、初期ライフが40と多い(=通常よりも何度も攻撃しなければならない)ので影響力が上がる。ただしフォーマットの特性上、常に継続的な攻撃でライフを攻められるとは限らず、無限コンボなどによる一撃必殺には無力なので、過信は禁物。
- 継続した小さめのクロックに対して抑止力が強く、逆に一撃必殺級の攻撃を繰り出す相手には対して役に立たないという点はプロパガンダと同様。
[編集] オラクルの変遷
印刷時のテキストは以下の通り。
対戦相手1人が、あなたやあなたがコントロールしているプレインズウォーカーをクリーチャー1体以上で攻撃するたび、カードを1枚引く。
印刷時のテキストでは攻撃する相手についても誘発イベントに含めて記述していた。しかし、オラクルでは"a planeswalker"と書かれていて、あなたがコントロールするプレインズウォーカー2体を攻撃したときに2回誘発するようにも読めてしまう問題があった。それを受け、灯争大戦発売に伴うオラクル更新により現在のテキストに変更された[1]。現在のテキストでは誘発イベントを攻撃することのみにして、どこを攻撃したかはif節ルールによって記述することで、この問題を回避している。