時のらせん/Time Spiral

提供：MTG Wiki

フリースペル版Timetwister。ウルザ・ブロックのフリースペルの中でも最強の1枚と言われる、マジック史の「大きな失態」の1つ。使い方次第でパワー9である元祖Timetwisterを凌駕することも。

Timetwisterと比較すると、連続使用ができないように使用後は墓地に置かれずにゲームから取り除かれるようになり、フリースペルであるがマナ・コストは2倍の6マナと非常に重くなっている。

ウルザズ・サーガの同期にはトレイリアのアカデミー/Tolarian Academyがあるため6マナでも楽に支払うことができる上に、フリースペルによって後続の呪文をかけることが可能となり、類稀なパワーカードであることが露呈した。そもそも手札が増える恩恵を最大限発揮できるのが対戦相手から、といういのがTimetwisterの最大の欠点であったことを考えると、その弱点を克服しているこのカードは十分調整の余地があったといえるだろう。

そのカードパワーによりMoMaはもちろん、様々な青デッキに投入が可能である。

• 時のらせんブロックのエキスパンション、時のらせんの名前の由来である。しかし直接の関係はない。

1999年4月1日から、Type1（現ヴィンテージ）で制限カード、スタンダード、ウルザ・ブロック構築、Type1.5で禁止カードに指定される。同年7月1日より、エクステンデッドでも禁止カードに指定される。2004年9月20日よりType1.5から移行したレガシーでも禁止。その後、ヴィンテージでは2008年9月20日より制限が解除された。

参考

• 再録禁止カード一覧（再録禁止カード）
• カード個別評価：ウルザズ・サーガ - レア