裂け岩の扉/Riftstone Portal
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墓地にある限りコントロールしている土地にマナ能力を与える、能力を持つ土地。インカーネーションと似たシステムを持つためか、土地としては唯一墓石アイコンが付いている。
この能力を上手く活用すれば多色デッキも簡単に作れるのだが、スタンダードではそれほど使われなかった。墓地に置く手段として納墓/Entombが存在したが、同環境にはペインランドや汚れた土地も存在したこと、納墓で墓地に置くことを前提とするとマナ基盤が不安定になること、単純に黒+緑白という構成のデッキが成立しづらかったことなどが要因だったようだ。
エターナルでは、土地単やフリゴリッドなどでサポートとして1~2枚採用されることもある。ギャンブル/Gambleや直観/Intuition、あるいは発掘などで墓地に置かれる。
- 手札のカードを捨てることとマナの支払いの両方を含むコストを支払う際、「コストとして裂け岩の扉を捨て、裂け岩の扉で土地が得た能力からマナを出して残りのコストを支払う」ということはできない。なぜならば呪文や能力のプレイの手順の中で、マナ能力はコストを支払い始める前にしかプレイする機会が無いからである(→CR:601.2f)。
- 血染めの月/Blood Moonが出ていても、緑マナや白マナは出せる。血染めの月によって山になって能力を失うことは種類別第4種であり、裂け岩の扉の能力でマナ能力を付与することは第6種であるため、山になった後に能力を得る。
- サイクルになっていそうに思えるが、このようなシステムの土地は後にも先にもこれ1枚だけ。緑と白の組み合わせにのみ登場しているのは、これが収録されたのが緑と白の比率が多いジャッジメントだから。