骸骨の吸血鬼/Skeletal Vampire
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吸血鬼伝説の中で、「コウモリを使役する」という設定に注目したクリーチャー。スケルトンでもある。
1/1飛行という実用的なクリーチャー・トークンを2体引き連れて、自身も相応の飛行クリーチャーであるところがセンギアの従臣/Sengir Autocratとは一線を画す。本体は6マナ3/3飛行と小さく見えるが、トークンを含めればパワー5の飛行クリーチャー相当であり、再生能力とトークン増殖能力まで備えている事を考えれば破格なコスト・パフォーマンスだろう。
クリーチャーに対しての制圧力はなかなかのもの。コウモリでブロックした後にそれを生け贄に捧げれば、対戦相手はブロックされた挙句何故か元よりもコウモリが増えているという状態に陥る。これ自身も防御に回りつつコウモリ・トークンを増やしていけばすぐに手がつけられなくなるだろう。火力が無いビートダウンなどは投了級である。
ラヴニカ・ブロック構築ではフィニッシャーとして広く採用された。スタンダードにおいても、曇り鏡のメロク/Meloku the Clouded Mirrorが落ちて以降の太陽拳のエンドカードやウィニー相手のサイドボードなどに採用されるようになった。
参考
- 壁紙 (WotC)
- カード個別評価:ギルドパクト - レア