血の呼び水/Blood Funnel
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Blood Funnel / 血の呼び水 (1)(黒)
エンチャント
エンチャント
あなたが唱えるクリーチャーでない呪文は、それを唱えるためのコストが(2)少なくなる。
あなたがクリーチャーでない呪文を唱えるたび、あなたがクリーチャーを1体生け贄に捧げないかぎり、その呪文を打ち消す。
クリーチャー以外の呪文が軽くなる代わりに、それらを唱えるたびにクリーチャーを要求する、なんとも黒らしいエンチャント。クリーチャー1体を2マナに変換しているような感じにはなるのだが、そう考えるとアシュノッドの供犠台/Ashnod's Altarと比べてちょっと効率が悪い。
普通に使っていてはそう恩恵を得られるものではないが、トークンなどをうまく使えば十分使える。カー砦/Kher Keepのようなトークンを出す土地があればノンクリーチャーデッキでも使える。血族の行進/Bloodbond Marchと羽ばたき飛行機械/Ornithopterなども。
環境が許すなら、クリーチャーの少ないデッキ相手に寄付/Donateするのも一興。
鳩散らし/Dovescapeを使えばどうせ打ち消されるので、重いスペルをたくさん撃ったりするのにはちょうど良いかもしれない。
- 打ち消されない呪文と相性が良い。ただコストが減るだけで済む。ただ、始めから打ち消されない非クリーチャー呪文は数える程度しか存在しない(登場当時3枚、ギルドパクト現在では4枚)。
- インスタントやソーサリーならすべてを護るもの、母聖樹/Boseiju, Who Shelters Allによって、クリーチャーがいなくてもコストを減らせる。ただしこの場合はライフが必要になってくるし、血の呼び水のコスト軽減によってその呪文の不特定マナ・コストがすべて軽減されてしまうと母聖樹のマナで支払えなくなるので注意。
- ストームや複製で作られたコピーは唱えられていないので打ち消されない。もっとも、複製のほうは別に複製コストを払っているのであまりうまみがないが。
- ムルタニの存在/Multani's Presenceが一緒に使えれば、凶悪なドローエンジンになる。アーティファクト等でコストが(2)以下のものがすべてドローに変わり、ストームも墓地も溜まる。また、2枚以上ムルタニの存在/Multani's Presenceをコントロールしていると手札が増え始める。