ストロームガルド騎士団/The Knights of Stromgald

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ストロームガルド騎士団/The Knights of Stromgald

氷河期末期、2934ARキイェルドー/KjeldorMarton Stromgald(マートン・ストロームガルド)の名のもとに結集した騎士団。キイェルドー至上主義を唱え、惰弱な王蛮族バルデュヴィア/Balduviaを打倒し、真の強国キイェルドーの樹立を目標とする。 彼らのモットーには「キイェルドー人のためのキイェルドー(Kjeldor for the Kjeldorans.)」、「キイェルドー人は、支配者として最上位を占めねばならない(Kjeldorans should rule supreme.)」などがある。

別名ストロームガルドの陰謀団/Stromgald Cabal

団長はアヴラム・ガリースン/Avram Garrisson。将軍にはハーコン/Haakonがいる。団員達は、キイェルドーの各騎士団員や飛空騎士/Skyknight、兵士などだが、士官が主なようだ。キイェルドー人至上主義を掲げる彼らには、都市のエリートのみが”真”のキイェルドー人ということなのだろう。 また、屍術師リム=ドゥール/Lim-Dulがマートンの協力者として、居城トレッサーホーン/Tresserhornを提供している。

構成員たちは憂国の志士たちではあるのだが、この組織の実態は視野狭窄した過激派の集団に過ぎない。リム=ドゥールの勢力を制御し利用できると目論むものの、当のマートン自身が屍術師の操り人形であると気付きはしなかった。そのため彼らはアンデッドに堕落させられ、愛する母国と戦わされるという報いを受けることになるのだった。 中にはアンデッドでない構成員もいるが、邪悪な魔術で魂を捧げ、命を落としてもアンデッドとして復活する場合もある。

騎士団結成の日の深夜、国王の暗殺を決行するが、ヴァーチャイルド隊長/Captain Varchildらの手で計画は失敗。キイェルドー国の反逆者として追われ、リム=ドゥールの陣営に加わることになる。クロヴ/Krovの都から立ち去っていく姿は既に命ある者のそれではなく。おそらくその時点で多くの構成員がアンデッドと化していたようだ。

キイェルドーの戦い/The Battle of Kjeldorではアヴラム・ガリースンに率いられてキイェルドー・バルデュヴィア連合軍と戦うが、リム=ドゥールがドミナリア/Dominariaを立ち去ると、残された者は魔力を失い倒れるか、屍術師から独立したアンデッド軍隊となった。

リム=ドゥール軍敗退後もその残党は活動している。 アンデッドの亡者と化した騎士団は、トレッサーホーンを新たな居城とすべく、篭城するChaeska(チェスカ)や謎の砦の王が率いる守備隊と戦い続ける。キイェルドー人のためのキイェルドーの再建、彼らにはもはやその妄執しか残されていない。 また他には密偵工作員、暗殺者として働く者もいる。 例えば、過去の因縁があるヴァーチャイルド将軍の部隊に潜伏して悪意ある嘘を広めたり、キイェルドーに力を貸す見えざる者の学び舎/School of the Unseenの魔術師に暗殺者を送り込む、などしているのだ。

ハーコンを指導者とした騎士団は、ついにトレッサーホーンを陥落、ハイダー/Heidarと同盟を結ぶと、テリシア/Terisiare制覇に動き出す。 ストロームガルド騎士団、ハイダーの霧氷風軍団ガルザ・ゾル/Garza Zolクロヴ/Krov軍は、新アルガイヴ/New Argive軍と幾度も刃を交え、遂に最終決戦に臨む。 キイェルドー軍相手に戦っていた騎士団だが、突如として、霧氷風の機械生物が敵味方無差別に攻撃を開始する。ガルザがハイダーを暗殺し、霧氷風軍団の暴挙を食い止めようとするも、時遅く敵の援軍として到着したヤヴィマヤ/Yavimayaシャーマンたちの太陽の一掃/Sunscourによってアンデッドと機械の軍団は壊滅、敗北を喫する事となった。

その後、本拠地トレッサーホーンは海底へと沈み去る前に、新アルガイヴ軍によって破壊された。

関連カード

参考

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