ただれたミイラ/Festering Mummy

提供：MTG Wiki

死亡すると対象に-1/-1カウンターを置けるゾンビ。

1マナのチャンプブロック要員としてはそれなりに優秀。能動的に生け贄に捧げる手段があるともっと良い。

• ただれたゴブリン/Festering Goblinとは名前も能力も似ているが、これは意図的なものである。以下開発秘話を参照。

開発秘話

このカードはアモンケットにおいて1マナのミイラを作成する目的で作られた。

既存の1マナの黒のゾンビにはしっくりくるものがなかったが、検索範囲を広げ1マナの黒のクリーチャーから候補に挙がったのがただれたゴブリンであった。アモンケットでの-1/-1カウンターの利用テーマと、ただれたゴブリンが初めて印刷されたオンスロート当時からのクリーチャーのカードパワー向上を考慮し、マイナス修整を与えるのが任意である点と、修整が永続する点の2つで調整が施され現在の形となった。カード名も、元ネタを踏まえて「ただれた/Festering」という単語を含んでいる。（参考/翻訳）

• コラムには以上のように書かれているが、ただれたゴブリンは初出時からゾンビであり、「既存の1マナの黒のゾンビにはしっくりくるものがなかった」という記述とは矛盾する。「『アモンケット』以前には、１マナ１/１の黒のゾンビは10種類いた。」との記述から、クリーチャー・タイプがゾンビのみであるクリーチャーを対象に検索したために、ゾンビ・ゴブリンであるただれたゴブリンを見落としたものと推察される（アモンケット以前の1マナの黒のゾンビは合計16体存在する。）。

参考

• カード個別評価：アモンケット - コモン