アダーカー荒原/Adarkar Wastes (ストーリー)

提供:MTG Wiki

(版間での差分)
移動: 案内, 検索
(追記)
1行: 1行:
'''アダーカー'''/''Adarkar''は、[[テリシア/Terisiare]]大陸に広がる[[アルガイヴ/Argive]]から数リーグ離れた広大な平原。荒れ果てていて何もない。理由はわからないが、古代の戦争([[兄弟戦争]]?)によって荒廃したものと思われている。
+
'''アダーカー'''/''Adarkar''[[アイスエイジ]]初出の[[ドミナリア/Dominaria]]の地名および文明。
  
この荒原の地下には遺跡があり、[[シッセイ/Sisay]]らはそこで[[泡のお守り/Juju Bubble]]を発見した。
+
==解説==
 +
'''アダーカー荒原'''/''Adarkar Wastes''は[[テリシア/Terisiare]]の[[新アルガイヴ/New Argive]]島西部海岸の一部地域を占めている([https://media.wizards.com/2018/images/daily/VXJ1ZAMRCb.jpg テリシア地図])。東には[[カープルーザン山脈/Karplusan Mountains]]がそびえ、南にはダリアン湖/Lake Darienそして[[ヤヴィマヤ/Yavimaya]]の「入植地(colony)」が横たわる。4550[[AR]]にヤヴィマヤの森が上陸する以前は「入植地」は[[コイロス/Koilos]]平原と呼ばれていた。
  
[[アイスエイジ]]の時代では氷河に覆われ荒れ果てている。
+
氷河期から4560[[AR]]現在まで、アダーカー荒原は不毛の荒れ地である。[[兄弟戦争/Brothers' War]]の兵器が起こした爆発による高熱で砂がガラス化した小板となって堆積し、アダーカーの地表を覆っている。{{Gatherer|id=2750|イラスト1}}、{{Gatherer|id=4175|イラスト2}}、{{Gatherer|id=11140|イラスト3}}。
  
==関連カード==
+
4200AR頃、[[シッセイ/Sisay]]らは荒原の地下遺跡で[[レガシー/Legacy]]の[[泡のお守り/Juju Bubble]]を発見した。
 +
 
 +
===氷河期のアダーカー===
 +
アダーカーは氷河期初期の数世紀間に存在した文明である。アダーカーの民について判明している事柄は少なく、魔法と工学の両方を利用したことがうかがい知れるのみである。
 +
 
 +
文明の名を冠する氷河期のアダーカー荒原は、テリシア大陸の[[大砂漠/Great Desert (テリシア)|大砂漠/Great Desert]]の東部地域にあたり、カープルーザン山脈の西の裾野からヤヴィマヤの北東にまで及んでいた([https://media.wizards.com/2018/images/daily/uhtM0HL3ws.jpg 氷河期のテリシア地図])。この時代には[[Adarkar Unicorn|一角獣/Unicorn]]、[[アダーカーの戦乙女/Adarkar Valkyrie|戦乙女/Valkyrie]]、[[アダーカーの風精/Adarkar Windform|風精/Windform]]、[[イエティ]]の[[ドレルナック/Drelnoch#ストーリー|ドレルナック/Drelnoch]]の存在が確認できる。
 +
 
 +
[[Adarkar Sentinel#ストーリー|アダーカーの歩哨/Adarkar Sentinel]]と呼ばれる銀色の巨人像群が記録されている。氷河期末期時点で、すでに数世紀前の書物に歩哨と遭遇した報告が残されている。歩哨はアダーカー文明の遺物である可能性がある。
 +
 
 +
[[キイェルドー/Kjeldor]]の[[ジャーケルド/Jarkeld]]将軍と[[Lost Order of Jarkeld|騎士団]]はアダーカー荒原で消息を絶った。戦いで敗退し命を落としたと推測されている。
 +
 
 +
2934AR、[[リム=ドゥール/Lim-Dul]]とキイェルドーの決戦を前に[[ジョダー/Jodah]]と[[ソルデヴ/Soldev]]の機械魔術師の集団は有用な装置を求めてアダーカー荒原を探索した。
 +
 
 +
[[フレイアリーズの世界呪文/Freyalise's World Spell]]の後にアダーカー荒原の多くの地域はSea of Laments(哀悼海)の底に沈んでしまった。現在では荒原の名残りは新アルガイヴ島西部とヤヴィマヤ島北東部にのみ認められる。
 +
 
 +
===ヤヴィマヤのアダーカー跡地===
 +
ヤヴィマヤ島の北東地域はかつてアダーカー荒原であった場所である。そこは根の砂漠(Root Desert)の一部であり、一面を木の根に覆われた表層の下には、ガラス化したアダーカー跡地(Adarkar Sites)が埋まっている。
 +
 
 +
==登場==
 +
===登場カード===
 
*[[アダーカー荒原/Adarkar Wastes]]
 
*[[アダーカー荒原/Adarkar Wastes]]
  
*[[Adarkar Sentinel]]
+
====[[カード名]]に登場====
*[[Adarkar Unicorn]]
+
;[[アイスエイジ]]
*[[アダーカーの戦乙女/Adarkar Valkyrie]]
+
:[[Adarkar Sentinel]][[Adarkar Unicorn]]
*[[アダーカーの風精/Adarkar Windform]]
+
;[[コールドスナップ]]
 +
:[[アダーカーの戦乙女/Adarkar Valkyrie]][[アダーカーの風精/Adarkar Windform]]
 +
 
 +
====[[フレイバー・テキスト]]に登場===
 +
;[[アイスエイジ]]
 +
:[[Lost Order of Jarkeld]]
 +
;[[コールドスナップ]]
 +
:[[ドレルナック/Drelnoch]]
 +
 
 +
===登場足品===
 +
*Old Wars(Sisay's Questの3話最終話。[[Duelist]]25号掲載の掌編)
 +
*[[Time Streams]](小説)
 +
*[[The Eternal Ice]](小説)
 +
*[[The Shattered Alliance]](小説)
 +
*[http://web.archive.org/web/20060728110703/http://www.wizards.com:80/default.asp?x=magic/coldsnaplore/fiction3 Vannemir's Choice](掌編。Ardarkarと誤表記。リンク切れのためInternet Archive)
 +
*[[The Art of Magic: the Gathering|The Art of Magic: the Gathering Dominaria]]
  
 
==参考==
 
==参考==
 +
*[[ドミナリア/Dominaria]]
 +
*[[テリシア/Terisiare]]
 
*[[背景世界/ストーリー用語]]
 
*[[背景世界/ストーリー用語]]

2018年10月11日 (木) 03:35時点における版

アダーカー/Adarkarアイスエイジ初出のドミナリア/Dominariaの地名および文明。

目次

解説

アダーカー荒原/Adarkar Wastesテリシア/Terisiare新アルガイヴ/New Argive島西部海岸の一部地域を占めている(テリシア地図)。東にはカープルーザン山脈/Karplusan Mountainsがそびえ、南にはダリアン湖/Lake Darienそしてヤヴィマヤ/Yavimayaの「入植地(colony)」が横たわる。4550ARにヤヴィマヤの森が上陸する以前は「入植地」はコイロス/Koilos平原と呼ばれていた。

氷河期から4560AR現在まで、アダーカー荒原は不毛の荒れ地である。兄弟戦争/Brothers' Warの兵器が起こした爆発による高熱で砂がガラス化した小板となって堆積し、アダーカーの地表を覆っている。イラスト1イラスト2イラスト3

4200AR頃、シッセイ/Sisayらは荒原の地下遺跡でレガシー/Legacy泡のお守り/Juju Bubbleを発見した。

氷河期のアダーカー

アダーカーは氷河期初期の数世紀間に存在した文明である。アダーカーの民について判明している事柄は少なく、魔法と工学の両方を利用したことがうかがい知れるのみである。

文明の名を冠する氷河期のアダーカー荒原は、テリシア大陸の大砂漠/Great Desertの東部地域にあたり、カープルーザン山脈の西の裾野からヤヴィマヤの北東にまで及んでいた(氷河期のテリシア地図)。この時代には一角獣/Unicorn戦乙女/Valkyrie風精/Windformイエティドレルナック/Drelnochの存在が確認できる。

アダーカーの歩哨/Adarkar Sentinelと呼ばれる銀色の巨人像群が記録されている。氷河期末期時点で、すでに数世紀前の書物に歩哨と遭遇した報告が残されている。歩哨はアダーカー文明の遺物である可能性がある。

キイェルドー/Kjeldorジャーケルド/Jarkeld将軍と騎士団はアダーカー荒原で消息を絶った。戦いで敗退し命を落としたと推測されている。

2934AR、リム=ドゥール/Lim-Dulとキイェルドーの決戦を前にジョダー/Jodahソルデヴ/Soldevの機械魔術師の集団は有用な装置を求めてアダーカー荒原を探索した。

フレイアリーズの世界呪文/Freyalise's World Spellの後にアダーカー荒原の多くの地域はSea of Laments(哀悼海)の底に沈んでしまった。現在では荒原の名残りは新アルガイヴ島西部とヤヴィマヤ島北東部にのみ認められる。

ヤヴィマヤのアダーカー跡地

ヤヴィマヤ島の北東地域はかつてアダーカー荒原であった場所である。そこは根の砂漠(Root Desert)の一部であり、一面を木の根に覆われた表層の下には、ガラス化したアダーカー跡地(Adarkar Sites)が埋まっている。

登場

登場カード

カード名に登場

アイスエイジ
Adarkar SentinelAdarkar Unicorn
コールドスナップ
アダーカーの戦乙女/Adarkar Valkyrieアダーカーの風精/Adarkar Windform

=フレイバー・テキストに登場

アイスエイジ
Lost Order of Jarkeld
コールドスナップ
ドレルナック/Drelnoch

登場足品

参考

MOBILE