アリーシャ/Alesha

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アリーシャ/Aleshaタルキール覇王譚ブロックのキャラクター。カードとしては運命再編死に微笑むもの、アリーシャ/Alesha, Who Smiles at Deathが初出。

目次

解説

タルキール/Tarkir氏族/Clanマルドゥ族/The Mardu Hordeの運命再編の時代におけるカン/Khan人間イラスト)。身体的な性は男性だが、性自認は女性であり[1]、公式記事における文法上の性も女性となっている(三人称はshe)。

弱冠19歳にしてカンに成り上がったアリーシャは、卓越した乗り手であり、優れた射手であり、剣の達人である。彼女は重刃の剣を手に、白兵戦へと大胆不敵に乗り込む。彼女はを蔑んでおり、害獣以外の何物でもないと信じている。戦闘では敵に対し自分に向かってくるように挑む。

経歴

名の真実/The Truth of Names

戦いにおいて初めて龍を殺した16歳のマルドゥの少年は、戦名/War nameを授かる権利を得た。カンから望む戦名を尋ねられ、彼は――彼女は大声で宣言した、祖母の名、「アリーシャ/Alesha」を。カンとマルドゥの軍勢は迷いなくその名を復唱し、その日から彼女はアリーシャとなった。

それから3年後、新たなカンとなった彼女は氏族を率いてコラガン/Kolaghanの子らと戦っていた。彼女の的確な指示と彼女自身の攻撃により戦いが優勢に進む中、アリーシャは、多くの戦いを経験していながら未だ戦名を持たない柔らかな踵/Soft heelオークが、龍にとどめを刺す瞬間を見届けようとした――しかし、その時は訪れなかった。オークは龍の首ではなく、仲間を切り裂こうとしていた龍の鉤爪に切りつけ、その隙に他の戦士が龍の首を叩き切ったのだった。

アリーシャはオークにその行動の真意を問いただし、自分自身を知り、戦名を名乗るよう言った。憤ったオークは反駁した、自分の性別すら正しく認識できていない者が、他人に自分自身を知れと言うのかと。アリーシャが答えようとしたその時、最後の龍が攻撃を開始し、戦いが再開された。

アリーシャはそのオークの戦いを見守り、彼が十分な強さを持ちながら、マルドゥとしては異端とも言える戦い方をしていることに気づいた。彼は自分が龍殺しの手柄を上げるための行動ではなく、仲間の命を守るため、そして仲間が龍を殺す道を開くための行動を取っているのであった。

戦いが終わり、アリーシャはオークに今日成し遂げた栄誉の行いと、望む戦名を尋ねたが、どちらもないと言うのが彼の答えであった。彼の近くで戦っていた戦士たちは皆、オークが自分たちを助けてくれたことを証言した。彼女は改めてオークに告げた、私は自分自身を知っており、お前のことも知っている。自らの行いが、他の戦士のように栄誉あるものでないというお前の考えは誤りであると。やがてオークは答えた、今日の戦いについて自分にもできる話がある、ただの一撃で龍を倒し、その顔に戦いの喜びを纏っていた戦士の話が。俺は自分自身を知らないが、貴女のことは知っている。そして彼は叫んだ、俺は貴女を「死に微笑むもの、アリーシャ/Alesha, Who Smiles at Death」と呼ぶと。マルドゥの軍勢は彼女の名を復唱した――新たな名を。

登場

登場カード

カード名に登場

運命再編
アリーシャの先兵/Alesha's Vanguard

フレイバー・テキストに登場

運命再編
死に微笑むもの、アリーシャ/Alesha, Who Smiles at Death、荒野での交渉/Diplomacy of the Wastes電弧連鎖/Arcbond発火/Pyrotechnics

登場作品・登場記事

脚注

  1. A Voice for VorthosDoug Beyerブログ)

参考

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