アルマーズ/Almaaz

提供:MTG Wiki

2018年5月23日 (水) 01:46時点におけるヴぁ (トーク | 投稿記録)による版
(差分) ←前の版 | 最新版 (差分) | 次の版→ (差分)
移動: 案内, 検索

アルマーズ/Almaazテリシア/Terisiareの南西部地域の島の総称(テリシア地図)。あるいは、その地域に古代から連綿と続くアルマーズ王国のこと。

目次

概略

初出の小説Song of Timeでは、古代アルマーズはテリシアの西方にあり、都市Sumifa(スミファ)を含む王国で、ファラジ/Farajiの支配域近くにありミシュラ/Mishra陣営と同盟を結んだ。氷河期が過去となった近代では再建されたスミファ、オークのWyrvil Kingdom(ウィルヴィル王国)、Erg(砂砂漠)と呼ばれる砂漠地帯、セルキーの王国、Sarraza(サラザ)の森などの地域と居住種族が描かれた。

ウルザズ・サーガ期にもSong of Time由来の設定は反映され、1999年カレンダーの地図ではアルマーズの名称はないもののSumifaとHalquinaが記載され、小説The Brothers' WarでSong of Timeを踏まえたアルマーズが描かれた。アイスエイジ三部作小説でもアルマーズはテリシア西南地域として登場していたが、それ以降は長期にわたって(テリシアは登場してもヤヴィマヤ/Yavimaya新アルガイヴ/New Argiveばかりで)注目されることはなかった。

しかし、ドミナリア期でアルマーズは背景世界に再登場。テリシアの南西の島の総称として採用され、Song of Timeを基盤とした詳細な地域図が作成されることになった。また、同セットにカードとして収録されたナバン/Nabanの故郷と設定された。

地名

テリシア南西部アルマーズと周辺海域(テリシア地図)。

西部

アーグ砂漠/Erg Desert
アルマーズの西半分を占める砂漠地帯。
小説Song of Time作中ではスミファを取り囲む東西の砂漠地帯を単に「erg(砂砂漠)」と呼んだが、ドミナリア現在のテリシア地図でErg Desertと再命名された。
Sumifa(スミファ)
アルマーズ王国の首都。現在のスミファは氷河期終焉後に再建されたもの。
Nantas River(ナンタス川)
スミファの傍を流れる川
Kingdom of Wyrvil(ウィルヴィル王国)
アーグ砂漠西部を支配するウィルヴィル・オークの王国。

東部

Fallajia(ファラジア)
アルマーズ地方東部の大半を占める平地。ファラジ/Fallajiの領地。
小説Song of Timeでは単にFallajian territories(ファラジの領地)と表記され、現代テリシア地図でも作成中の仮称はFallaji Territoryであった(作成途中の地図)。ファラジアはドミナリアでの新規設定名称。
Glavia(グラヴィア)
ファラジア北東の内陸の街。
Truf(トルフ)
ファラジア南西部の山地との境にある街。
Elclesia(エルクレシア)
アルマーズ中央南方にある山中の街。

境界地域

小説Song of Timeではセルキーの王国とサラザのある地域は単に「The Borderlands(境界地域)」と呼ばれる。現代テリシア地図ではこの地域はアルマーズ本島南西の小島と描かれた。

River Kingdom(川王国)
セルキーの王国。
Sarraza(サラザ)
サラザの森があり、サラザ・エルフの住処である。

アルマーズ海/Almaaz Sea
アルマーズとガルメニー/Gulmanyの間の海。
Silver Sea(銀の海)
アルマーズ本島と境界地域を隔てる海。
South Sea(南海)
アルマーズ南方の海。

失われた土地

Halquina Mountains(ハルキーナ山脈)
アルマーズの南西に突き出した半島部を占める山脈地帯。氷河期以後の近代では水没し、半島の名残である山がちな島々が残るのみ。
小説Song of Timeではハルキーナは兄弟戦争時代の岩石砂漠や荒れ地という描写が見られるが、1999年カレンダーの地図で山脈と記載された。

登場

訳語

「Almaaz」は反復の学部長、ナバン/Naban, Dean of Iterationの人物設定(Legends of Dominaria/ドミナリアの伝説たち)で初めて「アルマーズ」と公式に和訳された。

参考

MOBILE