サリッド/Thallid

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1970年1月1日 (木) 09:00時点における (トーク)による版
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Thallid / サリッド (緑)
クリーチャー — ファンガス(Fungus)

あなたのアップキープの開始時に、サリッドの上に胞子(spore)カウンターを1個置く。
サリッドから胞子カウンターを3個取り除く:緑の1/1の苗木(Saproling)クリーチャー・トークンを1体生成する。

1/1


フォールン・エンパイア独特の種族、ファンガスの1つ。 3ターンに1体、苗木トークンを生み出す能力を持つ、ある意味もっとも基本的なファンガスである。

3ターンに1体と非常に緩慢に感じるが、元が軽量なため序盤からに出るのがメリット。気が付くと大群になっていることもあり、案外侮れない。 (トークンも含めて)1/1なので、紅蓮地獄/Pyroclasm等の全体除去でころっと破壊されてしまうというのも事実ではあるが。

時のらせんでは新しいファンガスも多数登場している。

他のサリッド達は[[1]]オリジナルのイラストが使われているので整合性がない。

参考

サリッド/Thallid(ストーリー)[#story]

サリッドとは、苗木と共生関係にある、知覚力を備えた動く菌類。その行動は繁殖と食事の2つに限られる。

兄弟戦争の影響による氷河期の到来に伴って起きた食糧難を解決するために、サーペイディア/Sarpadia大陸のヘイヴンウッドエルフに食用として生み出した菌体生物が発祥。 漆黒の手教団/Order of the Ebon Handの協力によって得たスラル/thrullの知識から、ヘイヴンウッドのセロン/Thelonが生命を生み出す魔法を編み出し、森の菌類から創造されたとされる。 その後、ヘイヴンウッド・エルフの手で養殖され、食用以外にも、森に生命力を与える魔法の生け贄に用いられた。 ヘイヴンウッドの森中に広がったサリッドは、エルフの食糧を賄った上に、アイケイシア/Icatiaへの輸出も可能なほどになる。 だがその年の冬、偶然にもリーオッド・ダイ/Reod Daiドラゴンの卵を孵らせる魔法を吸収。自我の目覚めたサリッドは自分たちを喰らう天敵であるヘイヴンウッド・エルフへ反抗をするようになる。 エルフの予想を超えて爆発的に繁殖し、凶暴化したサリッドの大群はヘイヴンウッドを壊滅させる大きな要因となるのだった。

AR46世紀には、ドミナリア/Dominaria中に生活圏を拡大し、スリヴァー共々、荒廃した世界で繁栄を謳歌している数少ない生物となっている。


  • 収穫されたサリッドの茎は、荷車で食堂(eating hall)へと運ばれ、茹でてペースト状にして香辛料で味を調え、盛り付けられる。サリッドは味気なく噛み切りにくい食べ物である。
  • こんなものこんなものを食べるのはぞっとしないが、ヘイヴンウッド・エルフには選り好みする余裕は無かった。

「我らの好物の穀物でも果実でもないが、食料には変わりない」とはヘイヴンウッド・エルフのLalani(ララニィ)の言葉。

  • 「Thallid」の語源は、「thallus」(葉状体のこと。複数形thalluses または thalli 。他に thalloid, thallodal, thalliform, thalline, thallose とも)と思われる。

参考

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