シャドーアート

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'''シャドーアート''' (''Shadow Art'')とは、少し間隔をあけて台紙の上に模様や絵を重ね合わせて貼り付けることで立体的な絵を作る技法で、シャドーボックス(シャドウボックス)とも呼ばれる技法とデコパージュを組み合わせて、マジックの立体カードが作られている。
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'''シャドーアート''' (''Shadow Art'')とは、模様や絵を重ね合わせ、立体的な絵を作る技法。シャドーボックス、ピクチャーガレージともいう。
  
大阪や横浜、名古屋に比較的近いグランプリやプロツアーで実際に作成・トレードしている様子を見かけることが多い。
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==解説==
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一般的な芸術作品として、広く行われている表現技法。[[トレーディングカードゲーム]]では、[[カード]]を複数枚使用した立体カードが作られる。
  
作成に使用するカードは6枚であることが多く、物によってはカードの枠よりも上にパーツが配置されているものもある。素材は主に[[コモン]][[アンコモン]]が中心となる。高額の[[レア]]カードを6枚以上入手するのは難しいため作られることは珍しいが、必ずしもレアカードでの作成を禁止されているわけではない。
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カードの不要な部分をデザインナイフなどで切り抜き、遠い順に少し間隔をあけて貼り合わせるのが基本の作り方。
  
[[基本土地]]を使用しておはじきを組み込んだライフカウンターも作成しているなど、マジックのカードを使った楽しみ方としてはかなり異例だろう。
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パーツを少し反らせたり、斜めに配置したり、カード枠から飛び出させたりすることでよりダイナミックな立体感を表現できる。さらに凝った例では、内部にLEDを仕込んで光らせたり、半透明の紙やセロファンで透明感を表現する場合もある。
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*6枚前後のカードを用意する必要があるため、素材は入手しやすい[[コモン]]・[[アンコモン]]が中心。高額の[[レア]]カードが使われることは珍しい。
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*[[トークン・カード]]を利用すれば、公式戦で使用できる。
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*棒とビーズを中に組み込み、そろばん型[[ライフカウンター]]や[[毒カウンター]]を作成する例もある。
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*[[グランプリ]]や[[プロツアー]]では、実際に作成・トレードしている様子を見かけることがある。
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**販売については、カードの著作権に注意。
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==公式戦での扱い==
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当然、シャドーアートを施したカードを[[デッキ]]に入れて使うことはできない。
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[[トークン]]や[[カウンター]]として使用することは、[[マジック・イベント規定]]に反しない限り使用可能である。
  
 
==参考==
 
==参考==
 
*[[用語集]]
 
*[[用語集]]
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*[[拡張アート]]

2019年3月7日 (木) 23:16時点における最新版

シャドーアート (Shadow Art)とは、模様や絵を重ね合わせ、立体的な絵を作る技法。シャドーボックス、ピクチャーガレージともいう。

[編集] 解説

一般的な芸術作品として、広く行われている表現技法。トレーディングカードゲームでは、カードを複数枚使用した立体カードが作られる。

カードの不要な部分をデザインナイフなどで切り抜き、遠い順に少し間隔をあけて貼り合わせるのが基本の作り方。

パーツを少し反らせたり、斜めに配置したり、カード枠から飛び出させたりすることでよりダイナミックな立体感を表現できる。さらに凝った例では、内部にLEDを仕込んで光らせたり、半透明の紙やセロファンで透明感を表現する場合もある。

[編集] 公式戦での扱い

当然、シャドーアートを施したカードをデッキに入れて使うことはできない。

トークンカウンターとして使用することは、マジック・イベント規定に反しない限り使用可能である。

[編集] 参考

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