シャード/The Shard
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シャード/The Shardは、ドミナリア/DominariaとAzoriaを含む12の次元がGolgothian Sylex(ゴーゴスの酒杯)の起動によるThe Devastation(大荒廃)の影響で多元宇宙/Multiverseから隔離された状態、あるいはそれら12次元のこと。
シャードの形成が進むことでドミナリアの気候は寒冷化し、遂には2000年以上に渡る氷河期を到来を迎えた。
完成されたシャードからはプレインズウォーカー/Planeswalkerの次元移動能力でも脱出はできない。各種ストーリーでは、シャードに囚われたプレインズウォーカーとしてテイザー/Taysirやクリスティナ/Kristina、Faralyn(ファラリン)、テヴェシュ・ザット/Tevesh Szat、レシュラック/Leshrac、フレイアリーズ/Freyaliseが描かれている。
脱出不能とはいえ、Rogue Plane(はぐれ次元)とも称されるシャンダラー/Shandalarがドミナリアに接近した際に、ファラリンはエルダー・ドラゴン/Elder Dragonのクロミウム/Chromiumの死によって得た膨大なエネルギーを利用してポータル/Portalを構築し、シャードからの逃走を成功させている。
フレイアリーズは世界呪文/World Spellの儀式を行ってシャードを完全に破壊し、12の次元とプレインズウォーカーを束縛から解放する。
- アラーラ/Alaraの断片/Shardは似た名称だが1つの次元から分かれた5つの次元を指しており、ドミナリアのシャードとは性質が異なる。
訳語
「The Shard」は未来予知公式ハンドブックで「シャード」と翻訳されている。