ルアゴイフ/Lhurgoyf

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すべての[[墓地]]の[[クリーチャー]]・[[カード]]の数の[[パワー]]とそれ+1の[[タフネス]]をもつ[[クリーチャー]]。[[ゲーム]]終盤になるとそこそこでかくなる。
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すべての[[墓地]]の[[クリーチャー]]・[[カード]]の数の[[パワー]]とそれ+1の[[タフネス]]をもつ[[クリーチャー]]。[[ゲーム]]終盤になるとそこそこでかくなる。[[アーナム・ジン/Erhnam Djinn]]などを考えると4/5以上になれば結構な[[コスト・パフォーマンス]]になるといえる。
[[アーナム・ジン/Erhnam Djinn]]等を考えると4/5以上になれば結構な[[コスト・パフォーマンス]]になると言える。
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出した後も墓地送りのクリーチャーで巨大化していくので、一種の吸血[[能力]]のようにも振舞う。
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4マナと言うのも[[ウィニー]]の[[マナカーブ]]にギリギリ投入可能なラインであり、よく息切れしてきたタイミングで降臨していた。
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問題はいくらデカくなってもこれ単体では[[回避能力]][[除去]]耐性も無い点。[[フィニッシャー]]を任せるには幾分隙があると言わざるを得ないだろう。
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出した後も墓地にクリーチャーが送られるたびに巨大化していくので、一種の吸血[[能力]]のようにも振舞う。4マナというのも[[ウィニー]][[マナカーブ]]にギリギリ投入可能なラインであり、よく息切れしてきたタイミングで降臨していた。
[[マナ加速]]を併用した高速召喚の意味がほぼ無いのも、[[緑]]にとってはやや勿体無い。
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とは言えツボに嵌って相手を蹂躙していく爆発力があるのもまた事実である。
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問題はいくらデカくなってもこれ単体では[[回避能力]]も[[除去]]耐性も無い点。[[フィニッシャー]]を任せるには幾分隙があると言わざるを得ないだろう。[[マナ加速]]を併用した高速召喚の意味がほぼ無いのも、[[緑]]にとってはやや勿体無い。とはいえ、ツボに嵌って相手を蹂躙していく爆発力があるのもまた事実である。
  
[[フレイバー・テキスト]]が有名。
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*[[フレイバー・テキスト]]が有名。''しまった!逃げろ、ハンス!ルアゴイフだ! サッフィー・エリクスドッターの最期の言葉''
 
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**なお、「[[サッフィー・エリクスドッター/Saffi Eriksdotter#story|サッフィー・エリクスドッター]]」は女性の名前であり、したがって言葉遣いが適切でない[[誤訳/名訳#f1d31eae|誤訳]]であることも有名である(性格にもよるので一概に誤訳とも言えないが)。そのため、この台詞そのままをカードにした[[アンヒンジド]]の[[Ach! Hans, Run!]]の準公式訳は「ああ! ハンス、逃げて!」と女性風になっている。
'''しまった!逃げろ、ハンス!ルアゴイフだ!'''
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'''        ― サッフィー・エリクスドッターの最期の言葉'''
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なお、「[[サッフィー・エリクスドッター/Saffi Eriksdotter#story|サッフィー・エリクスドッター]]」は女性の名前であり、したがって言葉遣いが適切でない[[誤訳/名訳#f1d31eae|誤訳]]であることも有名である。
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(性格にもよるので一概に誤訳とも言えないが)
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そのため、この台詞そのままをカードにした[[アンヒンジド]]の[[Ach! Hans, Run!]]の準公式訳は「ああ! ハンス、逃げて!」と女性風になっている。
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*「[[第9版]]で[[再録]]されることになればフレイバー・テキストが修正される」との噂があったが、残念ながら再録はされなかった。
 
*「[[第9版]]で[[再録]]されることになればフレイバー・テキストが修正される」との噂があったが、残念ながら再録はされなかった。
  
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==参考==
 
==参考==
*[[カード個別評価:アイスエイジブロック]]
 
*[[カード個別評価:8版(8th)]]
 
*[[カード個別評価:5版(5th)]]
 
 
*[[ルアゴイフ]]([[クリーチャー・タイプ]])
 
*[[ルアゴイフ]]([[クリーチャー・タイプ]])
 
*[[The Monsters of Magic]]
 
*[[The Monsters of Magic]]
 
*[http://peakmagic.com/20031213.html 逃げるハンス](Peak Magic)
 
*[http://peakmagic.com/20031213.html 逃げるハンス](Peak Magic)
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*[[カード個別評価:アイスエイジ]] - [[レア]]
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*[[カード個別評価:第8版]] - [[レア]]
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*[[カード個別評価:第5版]] - [[レア]]

2008年4月5日 (土) 10:31時点における版


Lhurgoyf / ルアゴイフ (2)(緑)(緑)
クリーチャー — ルアゴイフ(Lhurgoyf)

ルアゴイフのパワーはすべての墓地にあるクリーチャー・カードの数に等しく、そのタフネスはその数に1を加えた点数に等しい。

*/1+*

すべての墓地クリーチャーカードの数のパワーとそれ+1のタフネスをもつクリーチャーゲーム終盤になるとそこそこでかくなる。アーナム・ジン/Erhnam Djinnなどを考えると4/5以上になれば結構なコスト・パフォーマンスになるといえる。

出した後も墓地にクリーチャーが送られるたびに巨大化していくので、一種の吸血能力のようにも振舞う。4マナというのもウィニーマナカーブにギリギリ投入可能なラインであり、よく息切れしてきたタイミングで降臨していた。

問題はいくらデカくなってもこれ単体では回避能力除去耐性も無い点。フィニッシャーを任せるには幾分隙があると言わざるを得ないだろう。マナ加速を併用した高速召喚の意味がほぼ無いのも、にとってはやや勿体無い。とはいえ、ツボに嵌って相手を蹂躙していく爆発力があるのもまた事実である。

  • フレイバー・テキストが有名。しまった!逃げろ、ハンス!ルアゴイフだ! ― サッフィー・エリクスドッターの最期の言葉
    • なお、「サッフィー・エリクスドッター」は女性の名前であり、したがって言葉遣いが適切でない誤訳であることも有名である(性格にもよるので一概に誤訳とも言えないが)。そのため、この台詞そのままをカードにしたアンヒンジドAch! Hans, Run!の準公式訳は「ああ! ハンス、逃げて!」と女性風になっている。
  • 第9版再録されることになればフレイバー・テキストが修正される」との噂があったが、残念ながら再録はされなかった。

関連カード

参考

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