回避能力

提供:MTG Wiki

(版間での差分)
移動: 案内, 検索
(マジックに慣れ親しんでいない人にとってはあまり直感的でない言葉だと思われるので、誤解を減らせるよう微調整)
 
(3人の利用者による、間の3版が非表示)
1行: 1行:
'''回避能力'''/''Evasion Ability''とは、[[クリーチャー]]([[攻撃クリーチャー]])が持つ、それを[[ブロック (ルール用語)|ブロック]]することに何らかの制約([[ブロック制限]])を加える[[常在型能力]]の総称。
+
'''回避能力'''/''Evasion Ability''とは、[[クリーチャー]]([[攻撃クリーチャー]])が持つ、それを[[ブロック]]することに何らかの制約([[ブロック制限]])を加える[[常在型能力]]の総称。
  
 
[[総合ルール]]に正式な[[ルール]]用語として載っており、俗語というわけではない。
 
[[総合ルール]]に正式な[[ルール]]用語として載っており、俗語というわけではない。
19行: 19行:
  
 
==その他==
 
==その他==
 +
*ブロック・クリーチャーの指定後に回避能力を得たり失ったり、あるいはブロック・クリーチャーがブロック可能な条件を満たさなくなったとしても、ブロックの結果は変わらない。
 
*[[プレイヤー]]に[[ダメージ]]を[[与える|与え]]うるため、[[トランプル]]も俗にこう呼ぶ場合もある。もちろん定義上は回避能力ではない。
 
*[[プレイヤー]]に[[ダメージ]]を[[与える|与え]]うるため、[[トランプル]]も俗にこう呼ぶ場合もある。もちろん定義上は回避能力ではない。
 
**トランプルのようにブロックのメリットを減らす、またはブロックの際に通常以上の不利益を課すような能力は、事実上ブロックしにくくなるので擬似回避能力などと言われることがある。
 
**トランプルのようにブロックのメリットを減らす、またはブロックの際に通常以上の不利益を課すような能力は、事実上ブロックしにくくなるので擬似回避能力などと言われることがある。
24行: 25行:
 
*たまに「[[被覆|呪文や能力の対象にならない]]」などの能力も回避能力と呼ばれることがあるが、上記の定義からはまったく外れている。
 
*たまに「[[被覆|呪文や能力の対象にならない]]」などの能力も回避能力と呼ばれることがあるが、上記の定義からはまったく外れている。
 
**これは「除去を回避する」という考え方によるものだが、この意味の場合は「[[除去耐性]]」と呼ぶ方が一般的。
 
**これは「除去を回避する」という考え方によるものだが、この意味の場合は「[[除去耐性]]」と呼ぶ方が一般的。
 +
*[[ディスプレイサーの仔猫/Displacer Kitten]]は[[明滅]]能力の[[フレイバー語]]に「回避能力」の訳が充てられているが、原文では''Avoidance''であり別物である。
  
 
==参考==
 
==参考==

2023年7月27日 (木) 20:34時点における最新版

回避能力/Evasion Abilityとは、クリーチャー攻撃クリーチャー)が持つ、それをブロックすることに何らかの制約(ブロック制限)を加える常在型能力の総称。

総合ルールに正式なルール用語として載っており、俗語というわけではない。


Mahamoti Djinn / マハモティ・ジン (4)(青)(青)
クリーチャー — ジン(Djinn)

飛行(このクリーチャーは飛行や到達を持たないクリーチャーによってはブロックされない。)

5/6


Phantom Warrior / 幻影の戦士 (1)(青)(青)
クリーチャー — イリュージョン(Illusion) 戦士(Warrior)

幻影の戦士はブロックされない。

2/2

目次

[編集] 回避能力であるキーワード能力

マジックの基本とも言える戦闘を回避できる能力であり、非常に強力であるためか、調整が難しいようだ。畏怖威嚇土地渡り常磐木から外れており、潜伏も常磐木候補の一つとしてデザインされたが、常磐木への採用には至らなかった。

[編集] その他

  • ブロック・クリーチャーの指定後に回避能力を得たり失ったり、あるいはブロック・クリーチャーがブロック可能な条件を満たさなくなったとしても、ブロックの結果は変わらない。
  • プレイヤーダメージ与えうるため、トランプルも俗にこう呼ぶ場合もある。もちろん定義上は回避能力ではない。
    • トランプルのようにブロックのメリットを減らす、またはブロックの際に通常以上の不利益を課すような能力は、事実上ブロックしにくくなるので擬似回避能力などと言われることがある。
  • ティム能力をプレイヤーを対象起動する場合もブロックされるわけないので回避能力に似ているが、こちらも回避能力ではない。あくまで通常の攻撃に関連して使われる言葉である。
  • たまに「呪文や能力の対象にならない」などの能力も回避能力と呼ばれることがあるが、上記の定義からはまったく外れている。
    • これは「除去を回避する」という考え方によるものだが、この意味の場合は「除去耐性」と呼ぶ方が一般的。
  • ディスプレイサーの仔猫/Displacer Kitten明滅能力のフレイバー語に「回避能力」の訳が充てられているが、原文ではAvoidanceであり別物である。

[編集] 参考

引用:総合ルール 20231117.0

引用:総合ルール 20231117.0

MOBILE