地盤の際/Tectonic Edge

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調整版不毛の大地/Wasteland。元と比較すると、起動にマナが必要になった上条件がつけられてしまった下位互換である。

とは言え、有力な土地破壊カードが少ない上、強力な特殊地形が数多い登場時のスタンダード環境では、デッキの色を選ばず妨害もされにくいこの能力は頼もしいだろう。溶鉄の尖峰、ヴァラクート/Valakut, the Molten Pinnacleや空の遺跡、エメリア/Emeria, the Sky Ruinと言った土地を並べることを前提にした相手なら制限も気にならない。 土地がテーマのゼンディカー・ブロックでは、コモン・アンコモンにも特殊地形が多数存在するので、リミテッドでも全く役に立たないことは少ないだろう。アンタップインかつしっかり無色マナが出るのもよい。

マナへの干渉目的で使うには、対戦相手が土地を4つ以上コントロールしていないと能力が起動できないため、3色目以降の色や当面の薄い色を狙ってダブルシンボルのカードを使わせない等、手札やデッキも意識した運用が要求される。

• 二つ目の起動型能力の条件は"いずれかの対戦相手"が土地を４つ以上コントロールしている場合である。多人数戦では対戦相手の１人が条件を満たしていれば、土地３つ以下である別のプレイヤーの土地を破壊できる事を覚えておきたい。

参考

• カード個別評価：ワールドウェイク - アンコモン