墓後家蜘蛛、イシュカナ/Ishkanah, Grafwidow

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登場時点の[[スタンダード]][[環境]]においては、[[森の代言者/Sylvan Advocate]]や[[呪文捕らえ/Spell Queller]]などの主要なクリーチャーを止められるほか、上記のように主要除去の大部分に強く、[[反射魔道士/Reflector Mage]]に対してもむしろトークンが増える結果になりやすいなど、評価点が多い。[[黒緑昂揚]]はもちろん、[[黒マナ]][[マナ基盤|基盤]]を採用していない[[赤緑]]タイプの昂揚デッキや[[緑白トークン#タルキール龍紀伝+マジック・オリジン+戦乱のゼンディカー・ブロック+イニストラードを覆う影ブロック期|緑白トークン]]に採用されることもある。
 
登場時点の[[スタンダード]][[環境]]においては、[[森の代言者/Sylvan Advocate]]や[[呪文捕らえ/Spell Queller]]などの主要なクリーチャーを止められるほか、上記のように主要除去の大部分に強く、[[反射魔道士/Reflector Mage]]に対してもむしろトークンが増える結果になりやすいなど、評価点が多い。[[黒緑昂揚]]はもちろん、[[黒マナ]][[マナ基盤|基盤]]を採用していない[[赤緑]]タイプの昂揚デッキや[[緑白トークン#タルキール龍紀伝+マジック・オリジン+戦乱のゼンディカー・ブロック+イニストラードを覆う影ブロック期|緑白トークン]]に採用されることもある。
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*[[指輪物語:中つ国の伝承]]ホリデーリリースでの[[別名]]は'''Shelob, Whose Lair is Death'''。指輪物語原作のキリス・ウンゴル/Cirith Ungolに潜むクモの怪物[[ウンゴリアントの末裔、シェロブ/Shelob, Child of Ungoliant#ストーリー|シェロブ/Shelob]]を表すカードとなった。
  
 
==ルール==
 
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*誘発型能力は[[if節ルール]]に従う。すなわち、能力の[[誘発]]時と[[解決]]時の両方で昂揚を達成していなければならない。
 
*誘発型能力は[[if節ルール]]に従う。すなわち、能力の[[誘発]]時と[[解決]]時の両方で昂揚を達成していなければならない。
*起動型能力は能力の解決時に[[あなた|自分]]が[[コントロール (ルール用語)|コントロール]]する蜘蛛の数を数える。
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*起動型能力は能力の解決時に[[あなた|自分]]が[[コントロール]]する蜘蛛の数を数える。
  
 
==関連カード==
 
==関連カード==
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==参考==
 
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*[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/making-magic/over-moon-part-2-2016-07-04 Over the Moon, Part 2]/[https://mtg-jp.com/reading/mm/0017112/ 月を超えて その2]([[Making Magic]] [[2016年]]7月4日 [[Mark Rosewater]]著)
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*[https://magic.wizards.com/en/news/making-magic/over-moon-part-2-2016-07-04 Over the Moon, Part 2]/[https://mtg-jp.com/reading/mm/0017112/ 月を超えて その2]([[Making Magic]] [[2016年]]7月4日 [[Mark Rosewater]]著)
*[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/latest-developments/m-files-eldritch-moon-part-2-2016-07-29 The M-Files: Eldritch Moon, Part 2]/[https://mtg-jp.com/reading/ld/0017322/ Mファイル『異界月』編・パート2]([[Latest Developments]] 2016年7月29日 [[Sam Stoddard]]著)
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*[https://web.archive.org/web/20220818050126/https://magic.wizards.com/en/articles/archive/latest-developments/m-files-eldritch-moon-part-2-2016-07-29 The M-Files: Eldritch Moon, Part 2(Internet Archive)]/[https://mtg-jp.com/reading/translated/ld/0017322/ Mファイル『異界月』編・パート2]([[Latest Developments]] 2016年7月29日 [[Sam Stoddard]]著)
 
*[[カード名百科事典#後家蜘蛛|後家蜘蛛]]([[カード名百科事典]])
 
*[[カード名百科事典#後家蜘蛛|後家蜘蛛]]([[カード名百科事典]])
 
*[[グール/Ghoul#墓/Graf|墓/Graf]]([[背景世界/ストーリー用語]])
 
*[[グール/Ghoul#墓/Graf|墓/Graf]]([[背景世界/ストーリー用語]])
 
*[[カード個別評価:異界月]] - [[神話レア]]
 
*[[カード個別評価:異界月]] - [[神話レア]]
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*[[カード個別評価:指輪物語:中つ国の伝承統率者デッキ]] - [[神話レア]] ([[指輪物語:中つ国の伝承#Borderless Brothers Hildebrandt Card|Borderless Brothers Hildebrandt Card]])
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*[[カード個別評価:イニストラードを覆う影リマスター]] - [[神話レア]]
 
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2023年9月27日 (水) 14:18時点における最新版


Ishkanah, Grafwidow / 墓後家蜘蛛、イシュカナ (4)(緑)
伝説のクリーチャー — 蜘蛛(Spider)

到達
昂揚 ― 墓後家蜘蛛、イシュカナが戦場に出たとき、あなたの墓地にあるカードにカード・タイプが合計4種類以上含まれる場合、到達を持つ緑の1/2の蜘蛛(Spider)クリーチャー・トークンを3体生成する。
(6)(黒):対戦相手1人を対象とする。そのプレイヤーはあなたがコントロールする蜘蛛1体につき1点のライフを失う。

3/5

マジック初となる伝説の蜘蛛。蜘蛛の象徴である到達に加え、蜘蛛・クリーチャートークン生成するETB能力と、自軍の蜘蛛の数を参照するライフロス能力を持つ。

通常は5マナ3/5到達・7マナで1点のライフ失わせるのみと、やや物足りない性能。しかし昂揚を達成していれば1枚で4体分ものクリーチャー展開することができ、起動型能力も7マナで4点となかなかの効率に化ける。伝説のクリーチャーではあるが、2枚目をトークン生成呪文のつもりで使い捨てることもできるため多めに積んでも腐りにくい。ブロッカークロックを兼ね、膠着時の決め手も備え、単体除去にも全体火力全体マイナス修整にも耐性を持つ。一見すると地味であるが、全般に隙がないカードである。

登場時点のスタンダード環境においては、森の代言者/Sylvan Advocate呪文捕らえ/Spell Quellerなどの主要なクリーチャーを止められるほか、上記のように主要除去の大部分に強く、反射魔道士/Reflector Mageに対してもむしろトークンが増える結果になりやすいなど、評価点が多い。黒緑昂揚はもちろん、黒マナ基盤を採用していない赤緑タイプの昂揚デッキや緑白トークンに採用されることもある。

[編集] ルール

  • 誘発型能力はif節ルールに従う。すなわち、能力の誘発時と解決時の両方で昂揚を達成していなければならない。
  • 起動型能力は能力の解決時に自分コントロールする蜘蛛の数を数える。

[編集] 関連カード

[編集] 開発秘話

蜘蛛は「伝説のクリーチャーを作ってほしい」という統率者戦プレイヤーの要望が2番目に多かったクリーチャー・タイプであり(1番目は)、このカードはそれに応えるために作られた。起動コスト黒マナを含むのは、固有色黒緑にすることで蜘蛛の発生/Spider Spawningなどを使用できるようにするためである。

[編集] ストーリー

イシュカナ/Ishkanahイニストラード/Innistradに棲む大蜘蛛

詳細はイシュカナ/Ishkanahを参照。

[編集] 参考

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