ゴミ処理/Waste Management
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インスタント
キッカー(3)(黒)(あなたはこの呪文を唱えるに際し、追加で(3)(黒)を支払ってもよい。)
単一の墓地にあるカード最大2枚を対象とする。それらを追放する。この呪文がキッカーされていたなら、代わりに、プレイヤー1人を対象とする。そのプレイヤーの墓地を追放する。これらの方法で追放されたクリーチャー・カード1枚につき1体の、黒の2/2のならず者(Rogue)クリーチャー・トークンを生成する。
キッカーつき墓地対策、兼トークン生成呪文。追放したクリーチャー・カードの数だけならず者を作り出す。
性質としては不快な再誕/Vile Rebirthに近い。比較すると、普通に唱えた場合もクリーチャー・カード以外を(トークンは生成されないものの)追放することができ、7マナと重いがキッカーさせればプレイヤー1人の墓地全てを追放、クリーチャー・カードを元手にならず者を生成できる。3マナインスタントで2/2が2体出るならば、そのままでもまずまず。
受動的に使うと、墓地がそこまで肥えることは珍しい。自分から墓地を肥やすデッキは大抵墓地利用もセットのため、クリーチャー・カードが墓地に溜まる確証が無い。前述した通り2体出すだけでもまずまずではあるとはいえ、やはりここは能動的に活用するためにも、手札破壊やライブラリー破壊と組み合わせて使うことになるだろう。統率者戦は基本エターナル環境のため、非常にカードパワーの高いものを採用することができる。通常、多人数戦においてライブラリーアウト戦術はライブラリーの枚数が100枚と多いこと、対戦相手が複数存在することからそれだけで勝利するのは現実的でないが、これは落としたカードを素材に盤面を埋め尽くすことが可能。ハイランダーであることから統率者戦ではカードを墓地に落とすことの意義自体も大きく、上手く嵌まれば対戦相手の戦術をガタガタにした挙句、それ以外のプレイヤーにまで一気にリーサルを叩き込める。
一方で生成されるトークンは2/2バニラと貧弱。全体火力であっさり一掃される程度の性能しか無い。唱えた瞬間にゲームを終わらせるつもりでコンボを狙いたいところ。