スペッド・レッド

提供:MTG Wiki

移動: 案内, 検索

スペッド・レッド(Sped Red)は、インベイジョン期のスタンダードにて突如出現した赤単色ビートダウンデッキ。spedとはspeedの過去分詞形。加速された赤単とでもいったところか。

[編集] 概要


Rage Weaver / 憤怒の織り手 (1)(赤)
クリーチャー — 人間(Human) ウィザード(Wizard)

(2):黒か緑のクリーチャー1体を対象とする。それはターン終了時まで速攻を得る。(それは、あなたのコントロール下で戦場に出てすぐに攻撃したり(T)したりできる。)

2/1


Firebrand Ranger / 精力的なレインジャー (1)(赤)
クリーチャー — 人間(Human) 兵士(Soldier) レインジャー(Ranger)

(緑),(T):あなたは、あなたの手札から基本土地カードを1枚戦場に出してもよい。

2/1


Flametongue Kavu / 火炎舌のカヴー (3)(赤)
クリーチャー — カヴー(Kavu)

火炎舌のカヴーが戦場に出たとき、クリーチャー1体を対象とする。火炎舌のカヴーは、それに4点のダメージを与える。

4/2

基本的にスライのバリエーションであるデッキだが、主にインベイジョン期のスタンダードのものはこう呼ばれる。強力なウルザ・ブロックが落ちたことでスライは消滅をささやかれたが、代わって火炎舌のカヴー/Flametongue Kavuスキジック/Skizzikなど、新たに登場した優秀なクリーチャーが加えられている。

ドイツ選手権01で対立系デッキ(対立オーブフィッシュ対立)が大幅に増えたこと、さらにその影響で赤単が苦手とするカウンターレベル青白コントロールなどのデッキが大幅に減ったことから、対立系デッキに相性の良いアンチデッキとして有力となった。日本選手権01世界選手権01など、多数のトーナメントでトップ8を出すほどの活躍を見せた。

しかし、当時のスタンダードのは優秀な軽量クリーチャーにあまり恵まれず、単純に2マナパワー2が必要なために憤怒の織り手/Rage Weaver精力的なレインジャー/Firebrand Rangerといった赤単ではバニラ同然のカードが使われた。これら以外にはゴブリンの略奪者/Goblin Raiderがある程度であった。

  • 多色化が進むインベイジョン以降のスタンダードで、あえて単色デッキを貫いた、ある意味漢らしいデッキ。こんなことができたのも、最強火力クリーチャーの火炎舌のカヴーと多色キラーリシャーダの港/Rishadan Portのおかげであろう。

[編集] サンプルレシピ

メインデッキ (60) サイドボード
クリーチャー (21) 3 焦熱の溶岩/Scorching Lava
4 スキジック/Skizzik 2 罠の橋/Ensnaring Bridge
4 火炎舌のカヴー/Flametongue Kavu 2 抹消/Obliterate
3 クリスの魔道士/Kris Mage 2 沸騰/Boil
3 憤怒の織り手/Rage Weaver 2 モグの分捕り/Mogg Salvage
3 精力的なレインジャー/Firebrand Ranger 1 タールルームの勇士ターンガース/Tahngarth, Talruum Hero
2 憤怒の化身/Avatar of Fury 3 血の誓い/Blood Oath
2 オーク弩弓隊/Orcish Artillery
呪文 (16)
2 キマイラ像/Chimeric Idol
4 ウルザの激怒/Urza's Rage
4 炎の印章/Seal of Fire
4 ショック/Shock
2 ギトゥの火/Ghitu Fire
土地 (23)
18 山/Mountain
4 リシャーダの港/Rishadan Port
1 ケルドの死滅都市/Keldon Necropolis

[編集] 参考

MOBILE