バーラ・ゲド/Bala Ged

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バーラ・ゲド/Bala Gedゼンディカー/Zendikarの大陸の1つ。

目次

[編集] 概要

グール・ドラズ/Guul Draz大陸より長い湿地帯により分かたれた亜大陸である。時が止まったかのような、永劫の昔のゼンディカーへ先祖返りさせる道筋である。水気、悪臭の大気、生い茂る植物、藻類でいっぱいの沼地、苔に覆われた茂み、それらがバーラ・ゲドを定義する要素である。この亜大陸はサラカー/Surrakar、爬虫類の亜人種族の故郷である。その他数少ない「文明的な」人型種族がここを故郷としている。

戦乱のゼンディカー・ブロックのストーリーではエルドラージ/Eldraziによって蹂躙し尽くされ何も残っていなかったが、ゼンディカーの夜明けの時代には自然が復活している。

[編集] 地理

[編集] グウム荒野/The Guum Wilds

バーラゲドの大半を覆う密生し、湿ったジャングルはグウム荒野/The Guum Wildsとして知られている。このジャングルはゼンディカーで最も肉食性で有毒の植物の分布が多いことを誇る。グウムの植生はムラーサ/Murasaのジュウォーレル/Jurworrelやジャディ/Jaddiの樹と競い、すべての表面を長く触手状の蔦で覆っている。またグウム荒野はサラカーの生息地であることでも有名である。

[編集] ボジューカ湾/Bojuka Bay

このグウム荒野の縁に位地する沢地上の入り江は、これと大洋の間に存在する無数の樹木により波から保護されている。ウムング河と周囲の崖から流れ落ちる無数の滝を水源とし、ボジューカ湾/Bojuka Bayは広大な規模を持つ水を含んだ沼地である。ウムング河は湾の中をゆっくりと流れるが、グウム荒野へ行き来する明確で深い航路を与えている。ボジューカ湾を通過する人々は、そこに棲む野蛮な沼トロールに賄賂を渡すか避ける術を持っているに違いない。樹上で生活するゴブリングロータグ族/The Grotag tribeはこれに援助を提供する準備ができているが、それも往々にして賄賂によるものか脅迫によるものかである。

[編集] ウムング河/The Umung River

バーラ・ゲドの中を、ウムング河/The Umung Riverは内地から大洋まで台地を通って貫いている。探検家がボジューカ湾の危険をやり過ごしたら、バーラ・ゲドの内地に辿り着く道は流れに逆らい、台地ごとに小船を方々で水路から水路へと運び急流と滝から引き上げる遅々とした歩みとなる。人間ジョラーガの共同体/The Joraga Nationエルフの小村が旅人を援助するためにウムング河に沿って点在している。

[編集] 絡み谷/The Tangled Vales

絡み谷/The Tangled Valesは、バーラ・ゲドの南方を波打つ急勾配の丘の間を走る相互に繋がった幾多のジャングルの総称である。ジョラーガのエルフの部族は、一部の人間のハンターと罠師とともに谷に彼らの故郷を作っている。谷のジャングルは肉食性の植物が生い茂る危険な湿地帯だが、ジョラーガのエルフたちは彼らの往来と村の周りに危険な植物と拮抗的な植物を栽培し障壁とし、比較的安全な地帯を作っている。そんなエルフさえ丘の頂上へ行くことは避けている。高所を目指すことは、予測できない風とゴーマゾア/Gomazoaのような空のハンターに身を晒すこととなる。

[編集] 生物

[編集] 血茨/Bloodbriar

血茨/Bloodbriarの群生は、動くものに反応して締め付けてくる刺のあるツルの飢えた集りである。ツルが血が通った生き物を締め付けたなら、刺が体を突き通して血を吸い上げていく。犠牲者は恐怖とともに、暗色のツルの白い葉脈が彼らから吸った血で深紅に変わっていくさまを視ることとなる。絡み谷のジョラーガのエルフたちは、彼らが他所からの脅威に対する障害として使うことができるように血茨を栽培し操る術を学んだ。

バーラ・ゲドは壊滅したが、その種はアノワン/Anowonの弟子を通じてニッサ・レヴェイン/Nissa Revaneへと託された。

[編集] Cut fungus

Cut fungusは、バーラ・ゲドのジャングルに棲む危険な植物である。Cut fungusの一群は、層をなした異常に成長したマッシュルームのようなキノコに似ている。しかし、その笠は刺を隠している。Cut fungsは温度変化と運動を感知する感覚器を持っており、これらが一緒に起こる(暖かい血の生物または冷えた鋼が近くを通ったときのような)とき、Cut fungusはその層を開けて、刃状の刺のしぶきを放つ。刺は精神錯乱と麻痺性の毒素を帯び、やがていぼのような腫瘍が犠牲者を覆って、新しいCut fungusの群体となる。

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[編集] 参考

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