冥王、サウロン/Sauron, the Dark Lord

提供:MTG Wiki

移動: 案内, 検索

Sauron, the Dark Lord / 冥王、サウロン (3)(青)(黒)(赤)
伝説のクリーチャー — アバター(Avatar) ホラー(Horror)

護法 ― 伝説のアーティファクトや伝説のクリーチャーのうち1つを生け贄に捧げる。
対戦相手が呪文を唱えるたび、オーク動員1を行う。
あなたがコントロールしている軍団(Army)1体がプレイヤー1人に戦闘ダメージを与えるたび、指輪があなたを誘惑する。
指輪があなたを誘惑するたび、あなたの手札を捨ててもよい。そうしたなら、カード4枚を引く。

7/6

護法に加え、連動した3つの能力を持つ伝説のアバターホラー

従来の護法が対象を取ることに代償を与えることで除去コスト・パフォーマンスを悪くするというデザインが多かったのに対し、このカードの護法は伝説のクリーチャー伝説のアーティファクトを用意しなければいけないという、より除去耐性としての面が強調されたものになっている。護法の解決前に対応してそれらを除去することで相手の対象に取る効果打ち消させることも可能。

オーク動員を行う能力は対戦相手任せではあるものの、あらゆる呪文に対して誘発するため成長速度が早い。特に多人数戦において強力である。また、これにより護法では防げない布告呪文に対しても耐性を持ったような形となっている。

指輪があなたを誘惑する能力は動員により生成したトークン誘発条件になる。ただし、指輪の能力は攻撃することに意義を持たせる能力である以上、既に軍団の攻撃が通っている時点で指輪所持者にしても相対的に効果が薄くなりがちである。基本的には次のドロー能力に繋げるためのものと考えるとよい。あるいは、他のクリーチャーを強化するために用いても良いだろう。

ドロー能力は、サウロンを守ったり軍団の攻撃を通すために消費したカード・アドバンテージを取り戻すことができる。サウロン自身の能力に頼ると軍団の攻撃が通らない膠着状態を打開しにくくなるので、デッキには別途指輪を扱うカードを入れておくと磐石だろう。

除去耐性、トークン生成、ドローと能力自体は優秀だが、サウロンも軍団トークンも回避能力や直接ライフを削る能力がなく、決定力に欠けるのが難点。どちらかと言えば2人対戦よりも統率者戦に適性があり、3色の伝説のクリーチャーであること、動員能力の誘発頻度が増えやすいこと、ブロッカーが少ない相手を狙うことで軍団の攻撃を通しやすくできることなどが追い風となる。

  • 手札が1枚もない状態でもカードを引くことを選べる。

[編集] 関連カード

[編集] ストーリー

サウロン/Sauronは中つ国/Middle-Earthの怪物(イラスト)。名は「身の毛のよだつ者」を意味する。

元々はガンダルフ/Gandalfらと同じマイア/Maiarだったが、冥王モルゴス/Morgothの配下に堕ち悪行をつくした。モルゴスが放逐された後、エルフ/Elf達を騙して魔法の指輪を作らせ、自分は滅びの山/Mount Doomで全ての指輪を支配する一つの指輪/The One Ringを鋳造し、新たな冥王として中つ国を支配しようとした。最後の同盟の戦い/War of the Last Allianceによって敗れたが、一つの指輪がある限り彼も滅することはなく、第三紀にて再び闇の軍勢を率いて中つ国に影を落とし始めた。

[編集] 脚注

  1. Where and How to Play Wilds of Eldraine/『エルドレインの森』シーズンのイベント一覧(magic.gg 2023年5月31日)

[編集] 参考

MOBILE