変異クリーチャー/Morph Creature

提供:MTG Wiki

移動: 案内, 検索

変異クリーチャー/Morph Creatureオンスロート初出のクリーチャー

目次

[編集] 解説

変異メカニズムにおいて、「裏向き状態のクリーチャー」を表したもの。魔法によって生み出されるクリーチャーであり、その容姿や特徴、魔法の形態は術者あるいは次元/Planeによって大きく異なる。そのため、この項では別個に解説する。

[編集] ドミナリア

ドミナリア/Dominariaの変異クリーチャーは、オンスロート・ブロック時代に新たに登場した召喚術によって生み出されるクリーチャーである。表面は土や粘土に似ており、蜘蛛のような6本脚を備え動きまわることができる(イラスト、右下の物体)。

この蜘蛛の殻を内側から破ってクリーチャーが召喚されるが、クリーチャーが実際に蜘蛛の中に詰め込まれているのではなく、蜘蛛は召喚の出口のようなものである。それぞれの蜘蛛は召喚されるクリーチャーの「霊気的な特徴」を備えている。

その姿から、Morph Spider(変異蜘蛛)やClay Spider(粘土蜘蛛)、Morph Bug(変異虫)と呼称される。また、クリーチャーが抜け出した抜け殻はMorph Shell(変異殻)と呼ばれる。オンスロートのエキスパンション・シンボルは、この蜘蛛を描いたもの。

[編集] イクシドール

オタリア/Otariaイクシドール/Ixidorは想像したものを具現化できる狂気の魔術師であり、この召喚術の達人である。公式回答は、彼がこの術の発見者である可能性をも示唆している。

[編集] タルキール

タルキール/Tarkirの変異クリーチャーは、先細りで長いひも状の発光体が何本も螺旋状に絡みあった流線型の光球で、細部には鱗やヒレなど龍の身体部位に似た模様が浮き出ている(イラスト)。

タルキールの変異はウギン/Uginの魔法(予示)の末裔であり、各人型種族は龍の魔法をそれぞれ独自の方法で歪め、なんとか利用している。その魔法を用いてクリーチャーの正体を敵から隠すことで、戦いにおいて優位に立つことができる。

  • 人型種族が龍/Dragonを滅ぼせた一因は、変異魔法を編み出せたから、という構想がある[1]

[編集] その他

未来予知には変異を持つ非クリーチャーのサイクルが登場している。未来予知のタイムシフトマジックそのものの未来を表すという性格があり、これらのカードはメカニズムの新しさもさることながら、既知の魔法とは全く別系統の変異の存在を示しているのかもしれない。

[編集] ゲーム上の特徴

ゲームシステム上は、無色の2/2で、裏向きに出ている変異を持つクリーチャーである。

タルキール覇王譚では氏族/Clanごとに特徴を持たせたデザインがされている。

詳細は変異の項を参照。

[編集] 登場

[編集] 登場カード

変異を持つカードは全て変異クリーチャーのカード化といえる。また、変異蜘蛛や変異殻はオンスロート・ブロック時のらせんブロックの変異に関するカードのイラストの多くに描かれている。

[編集] 登場記事・登場作品

[編集] 脚注

  1. Manifest Destiny/予示の定め(Making Magic 2015年2月9日 Mark Rosewater著)

[編集] 参考

MOBILE