性急な悪魔/Impetuous Devils
提供:MTG Wiki
Impetuous Devils / 性急な悪魔 (2)(赤)(赤)
クリーチャー — デビル(Devil)
クリーチャー — デビル(Devil)
トランプル、速攻
性急な悪魔が攻撃したとき、防御プレイヤーがコントロールするクリーチャー最大1体を対象とする。この戦闘で、それは可能ならこれをブロックする。
終了ステップの開始時に、性急な悪魔を生け贄に捧げる。
クリーチャーを狙い撃つことができるため、ボール・ライトニング/Ball Lightningが溶岩の撃ち込み/Lava Spikeのような本体火力だとすれば、これは火山の鎚/Volcanic Hammerのような汎用火力として扱えるデザインとなっている。除去として見ても、タフネス6までのクリーチャーを焼くことができ、本体にもいくばくかのダメージを通すことが可能、と強力な性能。もちろん、ブロッカーがいない隙を狙って6点ダメージを通してもよい。
本家ボール・ライトニングと同じくスライやバーンに適している。バーンでは火力を除去と使用するか、本体への直接火力として使用するか、という判断が求められるが、性急な悪魔はどちらもこなすことができ場面を選ばない。本体火力ばかりを引いてしまいシステムクリーチャーを除去できない、といった状況も改善してくれる。
先制攻撃持ちが1体でも立っていると腐ってしまう弱点は本家と同じ。また、呪禁持ちの他にタップ状態のクリーチャーも通常焼けないなど、歩く火力であるがゆえの独特の弱点もあるため、プレイングに注意を払いたい。
レアではあるがリミテッドでは貴重な除去であり、またゲームを決める止めの一撃ともなる。首尾よく生きたまま本体に攻撃を通せたなら、さらに現出持ちや罪からの解放者/Extricator of Sinの生け贄に充ててしまいたい。
- 4マナでおまけ付きのボール・ライトニングであるという点は火花の強兵/Spark Trooperと似ている。
- タップ状態のクリーチャーを狙えない等の差異はあるが、後に登場した余剰のダメージをプレイヤーに与えられる対クリーチャー火力(炎の氾濫/Flame Spillなど)と結果的に似た挙動になっている。
[編集] 参考
- The M-Files: Eldritch Moon, Part 2/Mファイル『異界月』編・パート2(Latest Developments 2016年7月29日 Sam Stoddard著)
- カード個別評価:異界月 - レア