目抉り/Eye Gouge

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Eye Gouge / 目抉り (黒)
インスタント

クリーチャー1体を対象とする。それはターン終了時まで-1/-1の修整を受ける。それがサイクロプス(Cyclops)であるなら、それを破壊する。


マイナス修整を付与する呪文サイクロプスに対しては確定除去になる。

サイクロプスはそれほど数が多くないため、役立つ場面は限られる。構築では同じ1マナでも修整値の大きい肉体のねじ切り/Wring Fleshなどを優先させるべきだろう。登場時のスタンダードには、クリーチャー化したときにサイクロプスにもなる変わり谷/Mutavaultが存在したため、その対策になり得たものの、やはり素の効果の小ささから目立った活躍は見られなかった。

テーロス・ブロックリミテッドにおいてはタフネス1しか対処できない除去は使いにくい傾向にある。旅するサテュロス/Voyaging Satyrなど、環境の主要なシステムクリーチャーはタフネス2以上であるのがその理由。ただし、不機嫌なサイクロプス/Ill-Tempered Cyclopsを初めとしたサイクロプスはコスト・パフォーマンスに優れ採用率が高いので、系統のアグロデッキに対するサイドボードとしては検討できる。

  • 対象クリーチャー解決時にサイクロプスである場合、そのサイクロプスは-1/-1の修整を受けてから破壊される。再生破壊不能などにより破壊を免れた場合でもターン終了時まで修整は残る。
    • この手の多くのカードと異なり、自己置換効果ではないので注意。
  • 通常の生物は片目を抉られれば隻眼になる(マイナス修整を受ける)だけだが、単眼であるサイクロプスは一つ目を抉られると盲目になる(除去される)と言う、フレーバーに基づいたカード。
    • ギリシア神話では、英雄オデュッセウスがサイクロプスのポリュペーモスに捕らわれるも、知略を用い彼の目をつぶして脱出するという一幕がある。このカードのモチーフであるかもしれない。

[編集] 参考

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