統一された意思/Unified Will
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クリーチャーの数を参照する不確定カウンター呪文。対象の呪文のコントローラーよりも多くのクリーチャーをコントロールしていないと打ち消せない。
クリーチャーを多用するデッキでなければ意味がないので、低速コントロールデッキには適さない。また対戦相手のデッキタイプにも左右される。ビートダウンやクロック・パーミッションがコントロールデッキやコンボデッキへの対策に採用するといいだろう。
もっともコントロール側もブロッカーなどを使うことはあるので、手札事故や相手の除去で展開が出遅れ、条件を満たせなくなるケースは充分にあり得る。「不利な状況で粘る」ためではなく、「有利な状況が覆されるのを防ぐ」ための呪文と考えたい。
スタンダードでは主に白青型の鍛えられた鋼で使われる。マナ漏出/Mana Leakと比べ、紅蓮地獄/Pyroclasmや自然の要求/Nature's Claimなどの軽い呪文を打ち消しやすいのが強み。対抗色なのでタッチが難しいが、同じく数を並べる力に長けたゴブナイトが採用することも。