静電式歩兵/Electrostatic Infantry
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クリーチャー — ドワーフ(Dwarf) ウィザード(Wizard)
トランプル
あなたがインスタントやソーサリーである呪文を唱えるたび、静電式歩兵の上に+1/+1カウンター1個を置く。
インスタントやソーサリーを唱えると+1/+1カウンターが置かれる、トランプル持ちのドワーフ・ウィザード。
似たカードの窯の悪鬼/Kiln Fiendよりも修整値が低いが、強化が持続するうえタフネスも強化されるので安定性があり、ブロックしてきた相手をインスタントで除去してトランプルで無駄なくダメージを叩き込めるなど侮れないスペックを持つ。
団結のドミナリアのリミテッドではインスタント・ソーサリーを中心とした青赤の切り込み役として役立つ。同アーキタイプにおける他の2マナである消えない想像体/Haunting Figmentや戦闘魔道士の隊長、バルモア/Balmor, Battlemage Captainなどと比べるとインスタント・ソーサリーを唱えることによる恩恵が持続するのが強み。
構築でも同様にインスタント・ソーサリーを中心としたデッキの主力兼フィニッシャーとして採用できる範疇にある。特にビート・コントロールは相性が良く、クリーチャーを守る打ち消しがこれ自身を育ててくれる。登場時点のスタンダードにも青赤でスペルを唱えることでリターンを得られるカード群が多数存在しており、それらと恩恵を共にできる。一方、性能的には単なるトランプル持ちのファッティと同義であり、よりコントロールに寄せたり、直接的な回避能力を持つクリーチャーなども採用できる環境ではやや半端な面も。
兄弟戦争で僧院の速槍/Monastery Swiftspearやドワーフの炉の詠唱者/Dwarven Forge-Chanterなどの果敢持ちが加わり、それらと共に果敢デッキで採用されることもある。こちらでは速攻性は低いものの自前でトランプルを持つ強みがある。
- 火の猟犬/Pyre Houndの下位種。稀少度補正なのか、2マナ軽くなった割にはパワー/タフネスが一回りしか縮んでいない。
- 日本語版ではやや分かりづらいが、フレイバー・テキストは「充電」と「突撃」がいずれも"Charge"であることを用いた洒落。
"That's not exactly what I had in mind when I said ‘charge,' but I like your enthusiasm!"― Balmor, battlemage captain
「『チャージしろ』って言ったらこういうことになるとは思わなかった。だが気合いは認める!」― 戦闘魔道士の隊長、バルモア