Genkr Nik

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Genkr Nik(ジェンカ・ニク)は、漆黒の手教団/Order of the Ebon Handの高い地位にある老魔術師。男性。

注:読みは仮のもの。正確な発音をご存知の方は訂正お願いします。

顔は浅黒く傷跡が目立ち、栗色(hazel)の瞳は隻眼(右目のみ健在)で、髪は短く灰色。両腕とも肘までしか残っていない。教団の儀式に捧げたためと思われる(リーオッド・ダイ/Reod Daiが教団に入信した当時はまだ両腕とも揃っていた)。声は低くしわがれている。用心深く抜け目無い性格。いつでも生き残る道はあると語り、常に別の手・抜け道を探す。戦いでも常に力の温存を図る。

リーオッド・ダイの導師(mentor)であり、教団の教えや魔術を伝授した人物。「常に別の手・抜け道がある」はリーオッドの座右の銘となる。リーオッドをそれなりに評価しており、教団側のリーオッドを不要とする意見を退けていた。

しかし、教団の評議会が、スラルへ反乱を教唆した咎でリーオッドの処分を決定した際には、容赦なくこの元弟子を自ら拷問にかけ、ゴブリンの卵の製造法を聞き出そうとした。拷問では、じわじわと肉を食いむしる虫(fresh-beetles)をたからせ、眼球や鼻、口を穿孔する錐つきの拷問具を用いた。

リーオッドの拷問中に勃発したスラル反乱/Thrull Rebellionの渦中、スラルの攻撃に呑まれて消える。だが、ジェンカがこれで死ぬわけが無い、とリーオッドが述べているため生存している可能性はある。

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