War of the Spark: Forsaken
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War of the Spark: ForsakenはGreg Weismanによる灯争大戦の小説。War of the Spark: Ravnicaの続編。2019年11月12日発売。ハードカバー、電子書籍で販売される。日本語版の発売は予定されていない。
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[編集] あらすじ
――灯争大戦の後、リリアナ・ヴェス/Liliana Vessは追われる身となった。
プレインズウォーカー/Planeswalker達はニコル・ボーラス/Nicol Bolasを打ち負かし、多元宇宙/Multiverseを救った。――多大な犠牲と引き換えに。生き残った者達は死を悼み、悲しみを乗り越えなければならない。しかし、その一つの大きな喪失は耐えるには大きすぎた。ギデオン・ジュラ/Gideon Jura。正義の勇者にしてゲートウォッチ/The Gatewatchの盾。彼を喪ったのだ。かつての仲間であるジェイス/Jaceとチャンドラ/Chandraはこの悲劇から立ち直ろうと奮闘しているが、彼らの未来はゲートウォッチの未来のように不確かなままだ。
ゲートウォッチの新メンバーであるケイヤ/Kayaはその未来を作る手助けをすることを目指している。生者と死者を守るという誓いを立て加わった彼女であるが、今、その誓いが試されることとなる。悲しみに暮れるラヴニカ/Ravnicaのギルドマスター達は、狩人にして暗殺者たる彼女の才能に見合った重大な任務を彼女に課した。――そして、ゲートウォッチには秘密にするよう命じた。彼女は裏切り者のリリアナ・ヴェスを追跡し、報復しなければならないのだ。
しかし、リリアナ・ヴェスには捕まる気などない。友に見捨てられた(Forsaken)彼女は、ボーラスが敗れた後ラヴニカを逃げ出した。彼女はボーラスの邪悪な意志の人質となり、死を覚悟して彼の恐るべき残虐な行いに加担していた――しかし、ギデオン……彼女の善性を信じた最後の一人が身代わりとなって死んだ。ギデオンの最後の贈り物に悩まされ、かつての仲間に追われながらもリリアナは今、二度と見ることができないと思っていた場所に戻ってきた。彼女にただひとつ残された場所、「家」へと……。
(Amazonの紹介文より翻訳)
[編集] その他
その展開の内容やチャンドラのセクシュアリティに関する描写の不適切さから物議を醸し、後者については公式が謝罪している[1]。
- そのため本著の内容がどこまで後の背景世界で正史となるかは不明。例としてこちらではリリアナは自身の名を捨てることを決めたが、ストリクスヘイヴン:魔法学院のストーリーでは最終的に生徒の前で堂々と本名を名乗っている。
- なお、これらの反響を受けて監修体制の変更を行ったため、スケジュールの関係からテーロス還魂記の小説は(エルドレインの王権やイコリア:巨獣の棲処と異なり)発行されなかった。[2]
[編集] 脚注
- ↑ On Chandra and the Forsaken novel News 2019年11月2日 Wizards of the Coast著
- ↑ Odds & Ends: Theros Beyond Death Making Magic 2020年1月27日 Mark Rosewater著、該当部分はJeremy Jarvisの発言も含む。