アジャニ/Ajani
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群れの王[[ジャザル/Jazal]]の弟で、しばしば兄の助けによって死を免れる。彼の一族では「白は死の色」とされており、兄以外の者からは縁起が悪いとして避けられる傾向にあった。 | 群れの王[[ジャザル/Jazal]]の弟で、しばしば兄の助けによって死を免れる。彼の一族では「白は死の色」とされており、兄以外の者からは縁起が悪いとして避けられる傾向にあった。 | ||
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しかし、[[タカラトミー]]の[http://web.archive.org/web/20100420042142/http://mtg.takaratomy.co.jp/product/lrw/index.html 製品情報:ローウィン](サイト消失のためInternet Archive)では、兄が殺害された際に「片目を潰され瀕死のまま放置」と解説している。これは日本公式サイトで独自に追加された設定で公式のものではなく、元記事の[http://www.wizards.com/Magic/TCG/Article.aspx?x=magic/planeswalkers/ajanigoldmane Planeswalkers Minisite: Ajani Goldmane]では左眼に一切触れていない。また、[[マナバーン|マナバーン2009]]誌の記事「5人のプレインズウォーカー、5つの断片を語る」でもタカラトミーの独自設定を参照して書かれている。 | しかし、[[タカラトミー]]の[http://web.archive.org/web/20100420042142/http://mtg.takaratomy.co.jp/product/lrw/index.html 製品情報:ローウィン](サイト消失のためInternet Archive)では、兄が殺害された際に「片目を潰され瀕死のまま放置」と解説している。これは日本公式サイトで独自に追加された設定で公式のものではなく、元記事の[http://www.wizards.com/Magic/TCG/Article.aspx?x=magic/planeswalkers/ajanigoldmane Planeswalkers Minisite: Ajani Goldmane]では左眼に一切触れていない。また、[[マナバーン|マナバーン2009]]誌の記事「5人のプレインズウォーカー、5つの断片を語る」でもタカラトミーの独自設定を参照して書かれている。 | ||
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− | + | ボーラスの真の目的はアラーラの次元全てのマナを吸収し、かつての全知全能の力と不死性を取り戻すことであった。大渦を吸収するボーラスを見たアジャニは自らもそこに飛び込んだ。とてつもないマナの奔流よりアジャニは真の力である「他者の本質を引き出す」魂の光によって、[[多相の戦士の真髄/Shapeshifter's Marrow#ストーリー|ボーラスの本質を引き出す]]。それは[[霊気/Æther]]によってボーラス自身の現身として現れ、二体のドラゴンは果てしない闘争を繰り広げながら光の中へと消えていった。 | |
ナヤにもどったアジャニは[[アラーラの断片サイクルのその他のキャラクター#ザリーキ/Zaliki|ザリーキ/Zaliki]]に群れを任せ、旅に出た。 | ナヤにもどったアジャニは[[アラーラの断片サイクルのその他のキャラクター#ザリーキ/Zaliki|ザリーキ/Zaliki]]に群れを任せ、旅に出た。 | ||
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Gathering Forces[http://www.wizards.com/magic/multiverse/article.aspx?x=mtgcom/feature2/108a 第1部]では剣闘士(Gladiator)として戦うエルズペスの元を訪れる。エルズペスに[[アラーラ/Alara]]への帰還を請うが、エルズペスにはバントが失われたアラーラへと戻るつもりはなく、アジャニはエルズペスにかつて(バントでの騎士時代)の剣と鎧を与えて立ち去った。 | Gathering Forces[http://www.wizards.com/magic/multiverse/article.aspx?x=mtgcom/feature2/108a 第1部]では剣闘士(Gladiator)として戦うエルズペスの元を訪れる。エルズペスに[[アラーラ/Alara]]への帰還を請うが、エルズペスにはバントが失われたアラーラへと戻るつもりはなく、アジャニはエルズペスにかつて(バントでの騎士時代)の剣と鎧を与えて立ち去った。 | ||
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2014年3月29日 (土) 08:55時点における版
アジャニ/Ajaniはアラーラの断片ブロックのキャラクター。カードとしてはローウィンの黄金のたてがみのアジャニ/Ajani Goldmaneが初出。
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解説
ナヤ/Naya出身のナカティル/Nacatl・レオニン/Leoninのプレインズウォーカー/Planeswalker。男性。左眼は潰れて隻眼で、全身は色素の無い白子。コンピューターゲーム「デュエルズ・オブ・ザ・プレインズウォーカーズ2013」によると外見年齢30歳、身長198cm、体重112kg。イラスト。
群れの王ジャザル/Jazalの弟で、しばしば兄の助けによって死を免れる。彼の一族では「白は死の色」とされており、兄以外の者からは縁起が悪いとして避けられる傾向にあった。
- 持っている双頭の斧のような武器は、兄のものとほぼ同じ形状。彫り込まれた意匠が若干異なるか。
- 猫族のプレインズウォーカーとしては、他にドミナリア/Dominariaのウィンドグレイス卿/Lord Windgraceもいる。
魂の光
アジャニの魔術は周囲の味方に働きかけ、その力を引き出し増強するもので「魂の光/Soul's Light」と呼ばれる。この魂の光はローウィン期のキャラクター紹介で既に登場し、アラーラの断片ブロックでカード化。コミックでも描写されている。
該当カード
隻眼
アジャニの左眼が失われた経緯についてコンフラックス現在、公式な設定は明かされていない。
しかし、タカラトミーの製品情報:ローウィン(サイト消失のためInternet Archive)では、兄が殺害された際に「片目を潰され瀕死のまま放置」と解説している。これは日本公式サイトで独自に追加された設定で公式のものではなく、元記事のPlaneswalkers Minisite: Ajani Goldmaneでは左眼に一切触れていない。また、マナバーン2009誌の記事「5人のプレインズウォーカー、5つの断片を語る」でもタカラトミーの独自設定を参照して書かれている。
公式サイトのコミックでは兄の殺害以前から既に隻眼である。
黄金のたてがみのアジャニ
ローウィンでストーリーに先行して登場した黄金のたてがみのアジャニ/Ajani Goldmaneは復讐のアジャニ/Ajani Vengeantよりも後の姿とされる。ただ、「黄金のたてがみのアジャニ」という称号自体は元々持っており(サルカン/Sarkhanへの自己紹介に使用している)、白毛に太陽の光が透けて黄金色に見える所から兄ジャザルが授けたものである。
経歴
白獅子の飛翔
マリーシ/Marisiの祝祭の夜、何者かが遣わした悪鬼達が一族を襲い、兄ジャザルが殺されてしまう。激怒した彼は初めて次元渡りの能力を発現し、気付くと見知らぬジャンド/Jundの土地へ来ていた。そこで出会ったドラゴンのカーサス/Karrthusを操るサルカン・ヴォル/Sarkhan Volに、自分がプレインズウォーカーであることを教えられる。サルカンは飢えと怒りの支配するジャンドの素晴らしさを讃えるが、アジャニは故郷の群れを心配し、故郷への帰り方を尋ねる。そして言われるまま、溶岩の中へと飛び込んでいくのであった。
復讐のアジャニ
プレインズウォーカーとなったアジャニは、王ジャザルを失って離散した群れの再建、および兄の仇の捜索に奔走する。復讐のアジャニ/Ajani Vengeantはこの時期のアジャニをカード化したもの。
コンフラックス
ナヤが他の断片と繋がった衝合/Confluxの時代、このまま世界が破壊されるのを戦わずに見過ごす訳にはいかないと考えている。しかし、ニコル・ボーラス/Nicol Bolasの暗躍にはまだ気付いてはいない。
名誉にかけて
名誉にかけて/Honor Bound第1部では、バント/Bantのエルズペス・ティレル/Elspeth Tirelと知り合いであることが明かされた。
Alara Unbroken
マリーシとの出会いによってボーラスの関与を知ったアジャニはジャンドでクレシュ/Kreshたちと合流し、ラッカ・マー/Rakka Marを追う。追いつめられたラッカは「クレシュたちを全て殺せば主人の情報をやる」と誘惑するが、アジャニはそれを退けてラッカに止めをさした。
アラーラのすべての断片/Shardが重なりあい、マナが露わとなった大渦/The Maelstromの前でアジャニはメイエル/Mayaelに率いられたナヤ軍の進撃とも合流する。そしてついに兄の仇に巡りあうがそれは意外な者だった。全てを操るニコル・ボーラスこそが真の仇と看破したアジャニはその者を許し、抱きしめた。そこにサルカンとドラゴンの軍勢が強襲し、ナヤ軍との激しい戦闘となる。その戦闘だけでなく次元/Plane全てのマナの流れが大渦に向かっていることに気がついたアジャニはあらゆるものからマナを引き出して全ての接続を断ち切り、制御魔法を失ったドラゴンたちは散り散りとなっていった。歓声を上げるナヤ軍だったが、上空に全ての黒幕であるニコル・ボーラスが現れ、アジャニは皆に退却を命じてただ一人でボーラスに対峙する。
ボーラスの真の目的はアラーラの次元全てのマナを吸収し、かつての全知全能の力と不死性を取り戻すことであった。大渦を吸収するボーラスを見たアジャニは自らもそこに飛び込んだ。とてつもないマナの奔流よりアジャニは真の力である「他者の本質を引き出す」魂の光によって、ボーラスの本質を引き出す。それは霊気/Ætherによってボーラス自身の現身として現れ、二体のドラゴンは果てしない闘争を繰り広げながら光の中へと消えていった。
ナヤにもどったアジャニはザリーキ/Zalikiに群れを任せ、旅に出た。
Gathering Forces
Gathering Forces第1部では剣闘士(Gladiator)として戦うエルズペスの元を訪れる。エルズペスにアラーラ/Alaraへの帰還を請うが、エルズペスにはバントが失われたアラーラへと戻るつもりはなく、アジャニはエルズペスにかつて(バントでの騎士時代)の剣と鎧を与えて立ち去った。
登場
登場カード
デュエルデッキ
カード名に登場
- アジャニvsニコル・ボーラス
- アジャニのマントラ/Ajani's Mantra、アジャニの群れ仲間/Ajani's Pridemate
- 基本セット2011
- アジャニのマントラ/Ajani's Mantra、アジャニの群れ仲間/Ajani's Pridemate
- 基本セット2013
- アジャニの陽光弾手/Ajani's Sunstriker
- 基本セット2014
- アジャニに選ばれし者/Ajani's Chosen
フレイバー・テキストに登場
- アジャニvsニコル・ボーラス
- ビヒモスの大鎚/Behemoth Sledge、稲妻のらせん/Lightning Helix、タイタンの根本原理/Titanic Ultimatum
- アラーラの断片
- タイタンの根本原理/Titanic Ultimatum
- コンフラックス
- ナカティルの野人/Nacatl Savage
- 基本セット2010
- 栄光の突撃/Glorious Charge、火をつける怒り/Kindled Fury、沈黙/Silence
- 基本セット2011
- 銀毛のライオン/Silvercoat Lion
- 基本セット2013
- アジャニの陽光弾手/Ajani's Sunstriker、栄光の突撃/Glorious Charge、火をつける怒り/Kindled Fury、武勇の誇示/Show of Valor、銀毛のライオン/Silvercoat Lion
イラストに登場
- アジャニvsニコル・ボーラス
- アジャニの群れ仲間/Ajani's Pridemate、ビヒモスの大鎚/Behemoth Sledge(武器のみ)、稲妻のらせん/Lightning Helix
- アラーラの断片
- 魂の火/Soul's Fire、魂の優雅さ/Soul's Grace、魂の力/Soul's Might、タイタンの根本原理/Titanic Ultimatum
- コンフラックス
- 魂の威厳/Soul's Majesty
- 基本セット2011
- アジャニの群れ仲間/Ajani's Pridemate
登場作品・登場記事
- Planeswalkers Minisite: Ajani Goldmane(公式サイト)
- Planeswalkers Unmasked(公式サイト)
- 製品情報:ローウィン(タカラトミー、サイト消失のためInternet Archive)
- Planeswalkers of Alara(公式サイト)
- Shards of Alara Player's Guide(アラーラ断片 ファットパック付属)
- A Planeswalker's Guide to Alara(設定集)
- 白獅子の飛翔/Flight of the White Cat 1、2、3(コミック)
- Ajani: Faces of a Planeswalker(公式サイト)
- The Movers and Shakers of Naya(公式サイト)
- 旧き邪悪の権化の爪/Claws of an Ancient Evil(公式サイト)
- Conflux Player's Guide(コンフラックス ファットパック付属)
- 名誉にかけて/Honor Bound 1(コミック)
- Alara Unbroken(小説)
- アラーラ観光ガイド(タカラトミー、サイト消失のためInternet Archive)
- 5人のプレインズウォーカー、5つの断片を語る(マナバーン2009誌の記事)
- Gathering Forces 1(コミック)
- Announcing Duel Decks: Ajani vs. Bolas(発売告知)
- Duel Decks: Ajani vs. Nicol Bolas/日本語公式(製品情報)
- 2013 CORE SET Player's Guide(基本セット2013 ファットパック付属)
- Mark of Pride(公式サイト)
- The Stonekiller, Part 2/石殺し その2(Uncharted Realms 2012年8月15日 Jennna Helland著、部下に名前が言及されるのみ)
- The Lost Confession/失われし告白(Uncharted Realms 2013年9月11日 Jenna Helland著、アジャニへ宛てたエルズペスの手紙という設定の掌編)